...僕は恐ろしさに脊骨がぎゅっと縮み上がりました...
有島武郎 「僕の帽子のお話」
...この命令だという一言に縮みあがるのは...
大杉栄 「獄中記」
...しゃあと涼しい音たてて燃えては黒くちりちり縮み...
太宰治 「春の盗賊」
...羽目板は縮み上がって...
ディッケンス Dickens 森田草平訳 「クリスマス・カロル」
...螺旋(らせん)状の縮みが伸びて...
寺田寅彦 「烏瓜の花と蛾」
...縮み切りになるときがわれわれの最後の日である...
寺田寅彦 「初冬の日記から」
...その声は厳しい命令を下すような調子で呼ばわった――『芳一!』『はい!』と威嚇する声に縮み上って盲人は返事をした――『私は盲目で御座います!――どなたがお呼びになるのか解りません!』見知らぬ人は言葉をやわらげて言い出した...
小泉八雲 Lafcadio Hearn 戸川明三訳 「耳無芳一の話」
...彼は思わず縮み上がって石のようになり...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...鼠の如く縮み上っているか...
直木三十五 「南国太平記」
...四十分の後に其の廣い磧は一縮みに縮まつて...
沼井鐵太郎 「黒岩山を探る」
...暫らく船に乘るのも忘れて堤(どて)の中腹に立ち縮みました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...藤左衛門とその若い女房の玉江を縮み上がらせます...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...多くの芸妓は縮みあがってしまう勢いがあった...
長谷川時雨 「一世お鯉」
...一人は縮みあがった綿セルの服を着た五十歳位の...
久生十蘭 「金狼」
...如何なる天魔鬼神でも一縮(ひとちぢ)みに縮み上ったであろう...
夢野久作 「近世快人伝」
...お蔭でコンナ間違いが出来たじゃないか……ええ?……」一(ひ)と縮みになった一知は...
夢野久作 「巡査辞職」
...一時に縮み込ませてしまった程恐ろしい...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...と、やがて、その殺戮(さつりく)し合う人の団塊は叫喚しながら紅(くれない)となって、延び、縮み、揺れ合いつつ次第に小さく擦(す)り減(へ)って行くと、遽(にわか)に長羅の動かぬ一団の方へ潮(うしお)のように崩れて来た...
横光利一 「日輪」
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