...伸びては縮みしつつ昇ってゆく...
魯迅 井上紅梅訳 「不周山」
...』と一喝されて縮み上つたさうだ...
内田魯庵 「人相見」
...三匹も箱のふちにひっかかってだらしなく伸び縮みしている...
梅崎春生 「魚の餌」
...こう縮み上ってしまったよ」一寸法師はある時...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...怖毛(おぢけ)を顫(ふる)つて縮み上つたものだつた...
薄田泣菫 「茶話」
...相手の者はみな彼の前に縮みあがってしまいました」それがすべて事実であることは...
ストックトン Francis Richard Stockton 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
...信一は一と縮みに縮み上って蒼くなるかと思いの外...
谷崎潤一郎 「少年」
...螺旋(らせん)状の縮みが伸びて...
寺田寅彦 「烏瓜の花と蛾」
...濃い縮み髪を頭に束ねていた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...みんなの行儀がわるいためにれいの癇癪がおこつて先生の顔が火の玉みたいになると生徒たちは縮みあがつて鳴りをしづめてしまふ...
中勘助 「銀の匙」
...雨降れば泥濘の帝都益(ますます)其の特徴を発揮し自動車の泥よけ乾く間もなく待てども来らず来れども乗れぬ電車を見送って四辻の風に睾丸も縮み上る冬は正に来れり...
永井荷風 「偏奇館漫録」
...家中の者をすつかり縮み上がらせて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...縮みあがるような凄味(すごみ)のある声でどなりつけた...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...それより蝋燭が燃え縮みますと絶対に壁の上には像は結びません...
久生十蘭 「平賀源内捕物帳」
...そして下唇は上唇に覆われて縮みあがっているのを無理矢理に武張(ぶば)ろうとして絶間なくゴムのように伸したがっていた...
牧野信一 「鬼涙村」
...いざ親父と対談の場合になると鼠のやうに縮みあがつてグウの音も出ないのである...
牧野信一 「スプリングコート」
...顔負けに縮みあがらずには居られないのにそれを英語で空想すると...
牧野信一 「タンタレスの春」
...乾くにつれて縮みより硬(こわ)ばりたり...
柳田国男 「山の人生」
便利!手書き漢字入力検索
