...縫糸が切れたので、新しい糸を通して直しました...
...あの人は縫糸を上手に扱えるから、裁縫が得意なんだよ...
...縫糸の色を変えると、洋服の雰囲気がガラリと変わるね...
...この縫糸は水に強く、長距離移動でも切れにくいそうだ...
...縫う時に縫糸が絡まってイライラした経験がある人は多いかもしれない...
...右の手には縫糸の先を持たれたままの格好で...
上村松園 「作画について」
...靴の縫糸用のロウ...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「赤毛連盟」
...一部の縫糸代六分五厘づつ...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...縫糸通しかねていた妻の姿...
外村繁 「夢幻泡影」
...女は縫糸の一端を糸切歯で噛みながら...
中里介山 「大菩薩峠」
...一針でも二針でも縫糸が先へ出るが常である...
夏目漱石 「虞美人草」
...その雑嚢のなかに詰めておいた品物の名をここに列挙すると繃帯、脱脂綿、メンソレータム、ヒロポン、ズルファミン剤、オートミイルの缶入、炒米、万年筆、小刀、鉛筆、手帳、夏シャツ、手拭、縫糸、針、ちり紙、煙草、マッチ、郵便貯金通帳、ハガキ、印鑑これだけが、うまく詰めこんであった...
原民喜 「原爆回想」
...」とタネリが云(い)いましたらおっかさんは太い縫糸(ぬいいと)を歯(は)でぷつっと切ってそのきれはしをぺっと吐(は)いて云いました...
宮沢賢治 「サガレンと八月」
...芽割(めわ)れに白い縫糸を見せた小豆が一杯につまっていた...
室生犀星 「津の国人」
...幾重にも縫糸をかがって倦(あ)くことを知らなかった...
室生犀星 「後の日の童子」
...木の底部の縁(ふち)とズックの被包面との継ぎ目を縫糸の代りに鋲(びょう)でトントン打ち止めるのである...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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