例文・使い方一覧でみる「縢」の意味


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...行(むかばき)の片皮へ...   行縢の片皮への読み方
芥川龍之介 「芋粥」

...ここに殿(との)の(くみ)戸一〇より出で向へたまふ時に...   ここに殿の縢戸一〇より出で向へたまふ時にの読み方
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」

......   の読み方
武田祐吉 「古事記」

...家の殿の旅立を見送るために――内に住んでゐる人達はその取亂したさまを他に見られることをきらつて、階段の下から此方へは出て來なかつたけれど、下司や僕や男達はずつと表まで行つて見送ることが出來たので、それで呉葉も通りまで出て見たのであつたが、見てゐると、多勢の人達に見送られたその一行の人達は、行をつけ、藁靴をはき、包みを負つたり雨具を持つたりして、一歩一歩河原の方へと遠ざかつて行くのであつた...   家の殿の旅立を見送るために――内に住んでゐる人達はその取亂したさまを他に見られることをきらつて、階段の下から此方へは出て來なかつたけれど、下司や僕や男達はずつと表まで行つて見送ることが出來たので、それで呉葉も通りまで出て見たのであつたが、見てゐると、多勢の人達に見送られたその一行の人達は、行縢をつけ、藁靴をはき、包みを負つたり雨具を持つたりして、一歩一歩河原の方へと遠ざかつて行くのであつたの読み方
田山花袋 「道綱の母」

...今度は日の岡のところまで送つて行つた兄の攝津介が行のまゝで入つて來た...   今度は日の岡のところまで送つて行つた兄の攝津介が行縢のまゝで入つて來たの読み方
田山花袋 「道綱の母」

...呉葉は今でも三日おきに行をつけ藺綾笠をかぶつて...   呉葉は今でも三日おきに行縢をつけ藺綾笠をかぶつての読み方
田山花袋 「道綱の母」

...(大正十年三月發行「支那學」第壹卷第七號)自注(一)孟子文公上に決汝漢排淮泗而注之江とあり...   自注孟子縢文公上に決汝漢排淮泗而注之江とありの読み方
内藤湖南 「尚書稽疑」

...腰には夏毛の行(むかばき)...   腰には夏毛の行縢の読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...入子菱(いりこびし)に(かが)った指抜を抽(ぬ)いて...   入子菱に縢った指抜を抽いての読み方
夏目漱石 「虞美人草」

......   の読み方
南方熊楠 「十二支考」

...目に見えない運命の糸に(かが)られているような気がされてならない...   目に見えない運命の糸に縢られているような気がされてならないの読み方
吉川英治 「私本太平記」

...――そして彼は虎の毛皮の行(むかばき)を穿(うが)ち...   ――そして彼は虎の毛皮の行縢を穿ちの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...御行持小市若(おむかばきもちこいちわか)...   御行縢持小市若の読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...御行持小駒若(おむかばきもちここまわか)...   御行縢持小駒若の読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...お行(むかばき)は金に虎の斑(まだら)を縫ひ...   お行縢は金に虎の斑を縫ひの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...この美しい嫂(あによめ)の絹(きぬかが)りの可愛らしい沓(くつ)の前に額(ひたい)を沈めた...   この美しい嫂の絹縢りの可愛らしい沓の前に額を沈めたの読み方
吉川英治 「新・水滸伝」

...たとえば蜘蛛(くも)がその獲物(えもの)を徐々に巣の糸に(かが)り殺して...   たとえば蜘蛛がその獲物を徐々に巣の糸に縢り殺しての読み方
吉川英治 「新・水滸伝」

...余りに人と歴史の綾(あや)は目に見えぬ密度の糸で(かが)られている...   余りに人と歴史の綾は目に見えぬ密度の糸で縢られているの読み方
吉川英治 「随筆 私本太平記」

「縢」の読みかた

「縢」の書き方・書き順

いろんなフォントで「縢」

「縢」の英語の意味


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