「縊死」の意味
首を吊って死亡すること
「縊死」の例文(場面別)
- 法医学遺体の状態から縊死と判断された。
- 警察報告書現場の状況から縊死による自殺と推定される。
- 文学作品彼は縊死という形で苦悩に決着をつけた。
- 心理ケア縊死の手段に関する報道が模倣自殺を誘発する恐れがあります。
小説での「縊死」の使い方
...彼は縊死したと報道された...
...縊死を犯した場合には、死亡した人の遺族に対しても損害賠償を支払わなければならない...
...縊死は非常に悲しいことだ...
...彼女は縊死を図ったが、命を救われた...
...縊死の原因が自殺である場合、遺族への補償がなされる...
...のみならず万一成就(じやうじゆ)するとしても縊死よりも苦痛は多いわけである...
芥川龍之介 「或旧友へ送る手記」
...彼は煙突の中に垂れた一すじの鎖(くさり)に縊死(いし)していた...
芥川龍之介 「三つの窓」
...こんなつまらない記事を女教師の縊死だなどゝ大げさに書くことはあんまり気のきいたことでもない...
伊藤野枝 「女教員の縊死」
...あの烏山でかの女が縊死(いし)しかけた時のありさまを思ひ合はせ...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...自殺の縊死(いし)だと思っていたのが...
海野十三 「棺桶の花嫁」
...ドストエーフスキイには縊死の苦しさがわからなかった...
太宰治 「狂言の神」
...お店の軒下に縊死人(くびつり)があるのだ...
田中貢太郎 「寄席の没落」
...鳥羽は幾の家を出て住み慣れた自分の家に行き母の病死した離れで縊死してしまつた...
田畑修一郎 「鳥羽家の子供」
...縊死してゐる父を最初に発見したのは軍治なのである...
田畑修一郎 「鳥羽家の子供」
...縊死に用ゆるつもりだったらしい細紐とが...
豊島与志雄 「ものの影」
...背任罪で入獄中縊死(いし)した実業家某というものの妾(めかけ)で...
永井荷風 「ひかげの花」
...縊死(くびくくり)が楽だというけれどというので...
長谷川時雨 「江木欣々女史」
...縊死したエリゴーネが處女であつたといふ點からして...
原勝郎 「鞦韆考」
...私は空中にぶら下つた縊死体を連想したのだ...
北條民雄 「外に出た友」
...母は悔ひて縊死し父も悲んで悶死した...
南方熊楠 「人柱の話」
...いつか縊死(いし)をしようとしたが...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...「振袖娘の縊死」といったような標題を予期しながら……...
夢野久作 「縊死体」
...更にこれに縊死を装(よそ)わしめたるは...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
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