...真意とは大分縁遠い言葉を使ったりする...
W・S・モーゼス William Stainton Moses 浅野和三郎訳 「霊訓」
...物質的にはなかなか縁遠いことでありました...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...凡そ縁遠いものです...
種田山頭火 「旅日記」
...あまりに縁遠い気がして...
津田左右吉 「学究生活五十年」
...真理の名に値いするものは全くあり得ないと主張するピュロニズムとは凡そ縁遠いと見ねばなるまい...
戸坂潤 「認識論とは何か」
...上品などというものとは、更に縁遠い...
外村繁 「澪標」
...その生活はおよそ右のこととは縁遠い...
豊島与志雄 「秦の出発」
...彼にはもう縁遠いものとなっていた...
豊島与志雄 「立枯れ」
...ひどく私自身とは縁遠いものに思われ...
豊島与志雄 「肉体」
...それは清子とは縁遠いものから来てるらしかった...
豊島与志雄 「別れの辞」
...今の世には縁遠い字を用いて...
永井荷風 「※[#「さんずい+(壥−土へん−厂)」、第3水準1-87-25]東綺譚」
...縁遠い同士一緒になっただよ」そんな事をツケツケと言ってのける元助です...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...このあたりから文学的自叙伝などとはおよそ縁遠い生活に這入り...
林芙美子 「文学的自叙伝」
...名こそ蝋梅だが梅とは大分懸け離れた縁遠い花木である...
牧野富太郎 「植物記」
...公生涯の方は私は餘り縁遠いから...
森林太郎 「鼎軒先生」
...非常な、縁遠い境界へ、あなたは手を出すのだ...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...縁遠い生れつきと云った...
山本周五郎 「さぶ」
...私にはもうかなり縁遠いものになっていたが...
和辻哲郎 「巨椋池の蓮」
便利!手書き漢字入力検索