...でもここは何(なん)ぞ縁由(いわれ)のある所(ところ)でございますか?』『ここはまだ若(わか)い...
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」
...その再会の縁由(よし)となれるがために病そのものの悲しむべきをも喜ばんずるまで浪子をなつかしめるありて...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...夢にこの和讃を感得したことが『正像末和讃』一帖の製作の縁由となったのである...
三木清 「親鸞」
...この木地屋に縁由(ゆかり)があると見られる...
柳田国男 「故郷七十年」
...考えてみれば阿原と縁由があるかも知れぬ...
柳田國男 「地名の研究」
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