例文・使い方一覧でみる「緻」の意味


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...私達の味覚は嗅覚だの聴覚だのと一緒に漸次(だん/″\)と繊細(きやしや)に密になつて来たに相違ないが...   私達の味覚は嗅覚だの聴覚だのと一緒に漸次と繊細に緻密になつて来たに相違ないがの読み方
薄田泣菫 「茸の香」

...不縹にまでされては迚(とて)も溜つたものではない...   不縹緻にまでされては迚も溜つたものではないの読み方
薄田泣菫 「茶話」

...ヴァンデラー夫人の縹や...   ヴァンデラー夫人の縹緻やの読み方
スティーヴンスン 佐藤緑葉訳 「帽子箱の話」

...まさしくあの晩は密な手術をするため用意されていたものなんです...   まさしくあの晩は緻密な手術をするため用意されていたものなんですの読み方
コナンドイル Conan Doyle 三上於莵吉訳 「白銀の失踪」

...密精巧になり小型となつてゐる...   緻密精巧になり小型となつてゐるの読み方
徳永直 「光をかかぐる人々」

...神の光のごとく神秘といわんにはあまりにも現実的であり平面的であり、精的である...   神の光のごとく神秘といわんにはあまりにも現実的であり平面的であり、精緻的であるの読み方
中井正一 「芸術の人間学的考察」

...灰色の粘り気のあるほど細な沙が...   灰色の粘り気のあるほど細緻な沙がの読み方
中村清太郎 「ある偃松の独白」

...比較的密(ちみつ)な頭脳に濾過(ろか)されて凝結(ぎょうけつ)した時に取る一種の形である...   比較的緻密な頭脳に濾過されて凝結した時に取る一種の形であるの読み方
夏目漱石 「イズムの功過」

...あの通りの縹(きりょう)だから...   あの通りの縹緻だからの読み方
野村胡堂 「銭形平次捕物控」

...これほどの縹(きりょう)を持てば...   これほどの縹緻を持てばの読み方
野村胡堂 「銭形平次捕物控」

...先刻のべたような服装の縹(きりょう)よしの女口上つかいが桃割にさした簪のビラビラを振りながら...   先刻のべたような服装の縹緻よしの女口上つかいが桃割にさした簪のビラビラを振りながらの読み方
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」

...学者肌の密な頭を持ったひとで...   学者肌の緻密な頭を持ったひとでの読み方
久生十蘭 「キャラコさん」

...さながら彼女の全身は(こま)かく彫んだ象牙の置物にそっくりで...   さながら彼女の全身は緻かく彫んだ象牙の置物にそっくりでの読み方
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」

...けれども縹はよかつた...   けれども縹緻はよかつたの読み方
水野仙子 「散歩」

...慎重な・注意深い・密な・詮索家...   慎重な・注意深い・緻密な・詮索家の読み方
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」

...錯雑な形や密(ちみつ)な模様等に迷うことはいらない...   錯雑な形や緻密な模様等に迷うことはいらないの読み方
柳宗悦 「雲石紀行」

...縹よしでお侠(きゃん)で...   縹緻よしでお侠での読み方
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」

...少し密(ちみつ)な眼でこの一組を注意していれば分りましょう...   少し緻密な眼でこの一組を注意していれば分りましょうの読み方
吉川英治 「江戸三国志」

「緻」の読みかた

「緻」の書き方・書き順

いろんなフォントで「緻」

「緻」の英語の意味

「なんとか緻」の一覧  


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