...両所間の緯度の差が地球周囲の約五〇分の一に等しいことを知った(この値は約一五パーセント小さすぎる)...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...経度と緯度とを示す黒い針金が張ってある...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...恋愛のデリケートな繊緯は日々挽き砕かれる圧迫に耐へることが出来ない...
エンマ・ゴルドマン 伊藤野枝訳 「結婚と恋愛」
...北緯(ほくい)四十一度東経(とうけい)百四十度を航行中なる第五潜水艦隊の報告によれば...
海野十三 「空襲葬送曲」
...その女のひととのあらゆる經緯を瞬間のうちに考へめぐらし...
太宰治 「道化の華」
...しかも広い緯度の範囲にわたっているためもあるが...
寺田寅彦 「日本人の自然観」
...陰陽志 陰陽圖緯を紀す(隋書經籍志には陰陽圖緯としてゐるが...
内藤湖南 「支那目録學」
...經緯の絲の通りに通らさないものが存在して居る...
内藤湖南 「染織に關する文獻の研究」
...不恤緯会社なるものを起して...
福田英子 「妾の半生涯」
...私の裡に緯であり經であつたすべてのものは截ち切られてしまひました...
堀辰雄 「リルケ年譜」
...珍らしくもごく薄い経木を経緯(たてよこ)に用いて織物にしてあります...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...沖縄本島の中央はほぼ北緯二十六度半...
柳宗悦 「民藝四十年」
...むろんその時はタッタ今の経緯(いきさつ)も何も忘れて...
夢野久作 「超人鬚野博士」
...それじゃ新九郎様の経緯(いきさつ)を聞いて...
吉川英治 「剣難女難」
...その経緯(いきさつ)も話してえが...
吉川英治 「剣難女難」
...城中から渡された経緯のあらましを報告する...
吉川英治 「新書太閤記」
...ついうかうかとこの妙な小屋について来た経緯(いきさつ)に少しずつ後悔を覚えて来た...
蘭郁二郎 「植物人間」
...高緯度のところへ出れば...
和辻哲郎 「鎖国」
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