...彼は最近仕事中に緩怠な態度をとっている...
...緩怠な生活をしているので、健康には十分に気をつけたほうが良い...
...会社のルールを守らずに緩怠な態度をとる社員は、即刻解雇される...
...緩怠な意識で車の運転をすると交通事故を引き起こす可能性がある...
...学生生活も残りわずかなのに、緩怠な勉強をしていると後悔することになる...
...近頃緩怠ではないかと...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...緩怠のお咎(とが)めにつきましては申訳もござりませぬが...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...緩怠(かんたい)と云えば家中一統の緩怠で...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...緩怠至極(かんたいしごく)の奴等だ」いらだちきった組頭は...
中里介山 「大菩薩峠」
...一つには使者に遣(つか)わした配下の者どもの緩怠を屹度(きっと)叱り置かねば...
中里介山 「大菩薩峠」
...「おれも男だ」という緩怠心が湧き出さない限りもあるまい...
中里介山 「大菩薩峠」
...いったい、貴様たち、人を責める前に、なぜ自ら顧みることをせんのだ、かように両岸に人が溢(あふ)れて舟を待って焦(じ)れおるのに、貴様たち一向舟を出すことなさん、緩怠至極じゃ...
中里介山 「大菩薩峠」
...おのれらの緩怠を棚にあげて置いて...
中里介山 「大菩薩峠」
...それに悠々と茶などを振舞って世間体にもてなしていたのが緩怠千万――なんにしても大事のめしうど...
中里介山 「大菩薩峠」
...緩怠至極(かんたいしごく)!」こう言ってわめき立てた時は...
中里介山 「大菩薩峠」
...その執事としての勤めぶりが毎事緩怠至極で不義の仔細連続したという理由で...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...あまりにも緩怠至極(かんたいしごく)な阿古十郎の態度に庄兵衛は呆れたり腹を立てたりしているが...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...「ようこそご入来とは緩怠至極...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...釣りなどと緩怠至極な」顎十郎は耳にもいれず...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...人もなげな緩怠な態度に腹を立てていたが...
久生十蘭 「海豹島」
...今もって一向音沙汰ないというのは緩怠至極じゃないか...
久生十蘭 「魔都」
...重大な会談でも阿呆のような緩怠さで聞き流すか...
久生十蘭 「淪落の皇女の覚書」
...緩怠(かんたい)きわまる!」「はっ……」「それに奉行もまだ見えんようではないか」「おそらくは...
吉川英治 「新・水滸伝」
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