...金属製の編棒が、動くたびに冷たい色にちかちかと光った...
相馬泰三 「田舎医師の子」
...「その編棒を取って頂戴な!」と言えば歩いて行って持って来てもくれる...
橘外男 「令嬢エミーラの日記」
...編棒(あみぼう)と毛糸とを動かして歩いて来る十二三の娘もあった...
田山花袋 「田舎教師」
...器用に編棒を使ったり...
徳田秋声 「仮装人物」
...編棒の手を止めて窓の方に首を差し延べた...
南部修太郎 「病院の窓」
...編棒で突きさしたりして...
長谷川時雨 「田沢稲船」
...竹の編棒の触れ合う音ばかりが夜の室内を占めた...
「一本の花」
...面白くやってゆけると思うんだがな……自由に……」――朝子の編棒は...
「一本の花」
...登美がそれまで右手に握っていた金属の編棒を...
三好十郎 「好日」
...登美が編棒を引く...
三好十郎 「好日」
...(編棒を三好のわき腹の方に出す...
三好十郎 「好日」
...その編棒に眼を移す)三好 ……ああ...
三好十郎 「好日」
...(編棒を取る)そいでビッコを引いていたのか...
三好十郎 「好日」
...編棒を持ったまま...
三好十郎 「好日」
...馬鹿!(また泣き出す)三好 ……(その編棒をポイと植込みの方に投げ捨ててスタスタ縁側の方へ行く)……痛え...
三好十郎 「好日」
......
山之口貘 「鮪に鰯」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??