...その社会の種々(いろいろ)な規約的なことを総括する一つの機関であるのですが...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...これらの場合を総括するに...
寺田寅彦 「自然現象の予報」
...之を総括するものが社会だと考えてはならぬ(社会学者はそういう風にしか考えないかも知れないが)...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...全支仏教団体を総括する「中国仏教会は中国と満州国とを同列に招待するのは中国を公然と侮辱するものなれば大会を否定すべし」という決議をし...
戸坂潤 「社会時評」
...科学・文学(芸術)・などを総括する言葉を便宜上文化とするなら...
戸坂潤 「哲学の現代的意義」
...過去の歴史的なものの結論を総括することによって...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...総括すると快不快の二字に帰着致します...
夏目漱石 「創作家の態度」
...彼のもろもろの行為を総括するがよい...
三木清 「ゲーテに於ける自然と歴史」
...彼の考を総括すると...
宮本百合子 「伊太利亜の古陶」
...経験を客観的に総括する力...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...弘く雀の類を総括するまでには...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...また盲人たちを総括する職屋敷の土地とを与えられたことに由来(ゆらい)する...
吉川英治 「私本太平記」
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