...毎日総出で朝から晩まで休む暇もない...
高村光太郎 「山の秋」
...一昨日(おとつい)は、一字の男総出で、隣村の北沢から切組(きりくみ)舞台(ぶたい)を荷車で挽いて来た...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...こうして土地の人が総出で心配をしておりまする中で...
中里介山 「大菩薩峠」
...お組屋敷の人たちは総出でその追捕方(ついほかた)に向っているために...
中里介山 「大菩薩峠」
...武家屋敷の召使や附近の百姓らは総出で...
中里介山 「大菩薩峠」
...これで近所の親方もおかみさんも総出で...
中里介山 「大菩薩峠」
...座方が総出で声を嗄(か)らしてあやまっている光景は...
中里介山 「大菩薩峠」
...もう楽屋も総出で...
中里介山 「大菩薩峠」
...そんな晩、らんぷや行燈(あんどん)の下で、てんでの夜業をしていた家々の奥のものが、夜のお茶受けに、近所にはばかりながら買いにやるのだが――立食旦那の家内では、総出で、夜更けの屋台店に立並(なら)んでいる...
長谷川時雨 「鉄くそぶとり」
...それら公家衆が総出で行なう儀式とても...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...ニューヨークにいらっしゃる日本人が総出でお出迎いして下さったのです...
三浦環 「お蝶夫人」
...在留日本人総出で出迎えをするように...
三浦環 「お蝶夫人」
...お寺の人が総出でとってしまったんです...
水上滝太郎 「果樹」
...C町の婦人会の奥さん達が総出で...
三好十郎 「おスミの持参金」
...たくさんの村々が総出で...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...築山の松の根元には村中総出で運んだ巨大な捨石...
山本笑月 「明治世相百話」
...……楽屋の者が総出で取り鎮めに来る...
夢野久作 「暗黒公使」
...そこへ私たち一行が行ったので、寺を困らせてやれとばかり、私たちが通った直後、部落総出で、村道から寺までの半キロほどな一本道に草根や石コロを敷きつめ、ご苦労さんにも突貫(とっかん)作業の短時間にこの悪道路をこしらえ上げていたものらしい...
吉川英治 「随筆 私本太平記」
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