例文・使い方一覧でみる「総出で」の意味


スポンサーリンク

...すぐまえの青建物の貧民学校から、総出でくる、すぐそばの海員地区からも、つながってくる、このお仕置台に首をはさまれている、さらし物の見物で、去年竜舌蘭(りゅうぜつらん)の大輪が咲いたときのさわぎとはまたちがった、大へんな人だかりになるでしょう...   すぐまえの青建物の貧民学校から、総出でくる、すぐそばの海員地区からも、つながってくる、このお仕置台に首をはさまれている、さらし物の見物で、去年竜舌蘭の大輪が咲いたときのさわぎとはまたちがった、大へんな人だかりになるでしょうの読み方
ハンス・クリスティアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 楠山正雄訳 「幸福のうわおいぐつ」

...君は行き倒れ人として一旦(いったん)アパートへ引取られそれから親類総出でお葬式を営まれたのだ...   君は行き倒れ人として一旦アパートへ引取られそれから親類総出でお葬式を営まれたのだの読み方
海野十三 「火葬国風景」

...叔父の一家は総出でお葬式の手伝いに出かけてゆくだろうから...   叔父の一家は総出でお葬式の手伝いに出かけてゆくだろうからの読み方
海野十三 「仲々死なぬ彼奴」

...医科大学の先生総出で...   医科大学の先生総出での読み方
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「ワーニャ伯父さん」

...家内総出であって...   家内総出であっての読み方
津村信夫 「月夜のあとさき」

...村総出で防水工事をやった...   村総出で防水工事をやったの読み方
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」

...近所組合の人も総出で騒いだが...   近所組合の人も総出で騒いだがの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...土地の人は総出で竜神の社へ集まり...   土地の人は総出で竜神の社へ集まりの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...仮りにこの「清姫の帯」を、お豊でないほかの村の人が見たことならば、それこそ大騒ぎで、さきの修験者が小半時も村の方を見下ろしていた時分に、ほとんど総出で、この社へつめかけて来ねばならぬはずのところを、今まで来ないくらいだから、誰も見た者はないにきまっています...   仮りにこの「清姫の帯」を、お豊でないほかの村の人が見たことならば、それこそ大騒ぎで、さきの修験者が小半時も村の方を見下ろしていた時分に、ほとんど総出で、この社へつめかけて来ねばならぬはずのところを、今まで来ないくらいだから、誰も見た者はないにきまっていますの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...家中総出で警戒していたにもかかわらず...   家中総出で警戒していたにもかかわらずの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...番頭の類(たぐい)の非戦闘員が総出で...   番頭の類の非戦闘員が総出での読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...幕内の非戦闘員が総出で謝罪(あやま)っているのを仏頂寺は聞き流して...   幕内の非戦闘員が総出で謝罪っているのを仏頂寺は聞き流しての読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...村人が総出で、ただいま、勿来の古関のあとへ、雲突くばかりの怪盗が現われて、若い娘を脅(おどか)して、その後生大事な髪飾りを強奪した、そういう奴を許してはおけない、ということで、それが勿来の関に向って押しかけて来るところへ、白雲が、この被害品を小腋(こわき)にして、悠々(ゆうゆう)として下りて来たから、血気盛んな村の者が、かえって出鼻をくじかれているのを、「怪しいものじゃありませんよ、君たち、拙者は絵師です、旅の絵かきでござる、安心しなさい」と、まず安心させておいてから、白雲は、「野州足利(あしかが)の田山白雲という絵かきが拙者です、君たちの心配する目的物はこれだろう」と言って、例の香箱を目先に突きつけ、「は、は、は、娘さんが少々、狼狽(ろうばい)したのだ、よく、あらためて、当人に返しておやりなさい」村人は、突きつけられた香箱を前にして、目をパチクリやっているが、この男が、自分たちの予期した悪漢ではない、ということだけの合点(がてん)は行ったらしい...   村人が総出で、ただいま、勿来の古関のあとへ、雲突くばかりの怪盗が現われて、若い娘を脅して、その後生大事な髪飾りを強奪した、そういう奴を許してはおけない、ということで、それが勿来の関に向って押しかけて来るところへ、白雲が、この被害品を小腋にして、悠々として下りて来たから、血気盛んな村の者が、かえって出鼻をくじかれているのを、「怪しいものじゃありませんよ、君たち、拙者は絵師です、旅の絵かきでござる、安心しなさい」と、まず安心させておいてから、白雲は、「野州足利の田山白雲という絵かきが拙者です、君たちの心配する目的物はこれだろう」と言って、例の香箱を目先に突きつけ、「は、は、は、娘さんが少々、狼狽したのだ、よく、あらためて、当人に返しておやりなさい」村人は、突きつけられた香箱を前にして、目をパチクリやっているが、この男が、自分たちの予期した悪漢ではない、ということだけの合点は行ったらしいの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...在留日本人総出で出迎えをするように...   在留日本人総出で出迎えをするようにの読み方
三浦環 「お蝶夫人」

...彼ら総出で何とも知れぬ大声で噪(さわ)ぎ立て...   彼ら総出で何とも知れぬ大声で噪ぎ立ての読み方
南方熊楠 「十二支考」

...その子は町内の人たち総出で捜しだされた...   その子は町内の人たち総出で捜しだされたの読み方
山本周五郎 「へちまの木」

...村の者は総出で駅に集っている...   村の者は総出で駅に集っているの読み方
横光利一 「欧洲紀行」

...小屋者総出で木戸前の打水や清掃がはじめられる...   小屋者総出で木戸前の打水や清掃がはじめられるの読み方
吉川英治 「新・水滸伝」

「総出で」の書き方・書き順

いろんなフォントで「総出で」


ランダム例文:
えん側   諷刺   三和  

縁起がいい言葉・漢字一覧|無料で使える日本語表現集

便利!手書き漢字入力検索

👨話題の人々👩
「推し」を登録

時事ニュース漢字 📺
有害図書   最適解   私自身  

スポンサーリンク

トップへ戻る