...荒川(あらかわ)には緋桜(ひざくら)と云うのがあるが...
夏目漱石 「虞美人草」
...前期の女性を緋桜(ひざくら)...
長谷川時雨 「明治美人伝」
...せっかく緋桜の枝を持って行ってあげたのに...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...並木の緋桜が婀娜(あだ)っぽい花を咲かす五十間道路のとっつきから仲之町の方へ五六軒...
久生十蘭 「魔都」
...またあるいは寒緋桜(かんひざくら)ともいわれている...
牧野富太郎 「植物記」
...緋桜(ひざくら)赤くぼかした八重ざくら...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
...背の文身(ほりもの)の緋桜(ひざくら)のようになる...
吉川英治 「新・水滸伝」
便利!手書き漢字入力検索