...お釈迦様のまはりに集つてるものは象、獅子をはじめ、阿修羅、緊那羅、龍族、天人、それらはこのたつとい迷信家の巧な物語によつて見るみる生きて涙を流しはじめる...
中勘助 「銀の匙」
...阿脩羅(あしゅら)・迦楼羅(かるら)・緊那羅(きんなら)・摩羅伽(まごらか)・人・非人に至るまで等しく憫(あわ)れみを垂れさせたもうわが師父には...
中島敦 「悟浄出世」
...緊那羅(きんなら)の最後に列(なら)んで八部を成す...
南方熊楠 「十二支考」
...緊那羅(歌楽神また音楽天)は美声で...
南方熊楠 「十二支考」
...香山の大樹緊那羅王瑠璃琴を奏すれば...
南方熊楠 「十二支考」
...さて緊那羅も本(もと)馬芸や歌舞を業とした部民で...
南方熊楠 「十二支考」
...緊那羅王(きんならおう)...
柳田国男 「山の人生」
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