...緊まるような気迫というか...
中井正一 「美学入門」
...蕭殺として淋しい山路は身が引き緊まる樣な氣がして長途の割合には疲勞も無く...
長塚節 「痍のあと」
...可愛らしい顏が石のやうに引緊まると...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...頼むぜ」平次は妙に身内の引緊まるやうな心持でした...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...頼むぜ」平次は妙に身内の引緊まるような心持でした...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...フト身内の引緊まるのを感じました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...心の引き緊まるのを覚えた...
葉山嘉樹 「山谿に生くる人々」
...上方のほうで仕出したこはぜが穿(は)き脱ぎに手軽なのと穿いたかたちが緊まるのとでその年の春あたりから江戸でも少しずつ用いはじめていた...
山本周五郎 「柳橋物語」
...ひしと肉が緊まる...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...検使の顔が仮面(めん)みたいに引き緊まる...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
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