...綿綿(めんめん)と不幸なる僕等に教(おしへ)を垂(た)れるのである...
芥川龍之介 「変遷その他」
...天然痘膿疱の新鮮な内容で浸した木綿綿を接種する人の鼻の穴に入れる(男児は左...
マクス・ノイバーガー Max Neuburger 水上茂樹訳 「医学の歴史」
...亀蔵はその時茶の弁慶縞(べんけいじま)の木綿綿入を着て...
森鴎外 「護持院原の敵討」
...誰かにいのちを奪われてしまっているような千鶴子の歎きのみ綿綿とつづいているばかりだった...
横光利一 「旅愁」
...火の綿綿と絶えざるを...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集拾遺」
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