...榛の木などの幹にも枝にも綿のように垂れ下った猿麻(さるおがせ)がしろじろと見ゆるばかりである...
飯田蛇笏 「茸をたずねる」
...墨をかけられた古綿のように...
大阪圭吉 「坑鬼」
...海綿のような形にかたまった灰を持ちあげて...
リチャード・オースティン・フリーマン Richard Austin Freeman 妹尾韶夫訳 「オスカー・ブロズキー事件」
...体が綿のように疲れはて...
モーリス・ルヴェル Maurice Level 田中早苗訳 「碧眼」
...わたしは濡れた海綿のように...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...綿のように力なくなったりした...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...濃い濃い綿のような雲が生まれ...
永井隆 「長崎の鐘」
...船着場には古綿のような牛の群が唸っていた...
林芙美子 「新版 放浪記」
...古綿のような牛の群が...
林芙美子 「放浪記(初出)」
...いちめんに古綿のような雲が掩(おお)いかぶさっていたが...
堀辰雄 「菜穂子」
...一見木綿のようでひどく質のいい絹織である結城紬...
宮本百合子 「衣服と婦人の生活」
...木綿のように紅(あか)や青のあざやかな色には染まらなかった上に...
柳田国男 「母の手毬歌」
...全身の筋肉が綿のようにほごれて...
夢野久作 「暗黒公使」
...綿のように疲れはてた...
吉川英治 「雲霧閻魔帳」
...白い髪が、綿のように伸び、顎(あぎと)にも、伸びた髯(ひげ)が光ってみえる...
吉川英治 「親鸞」
...身は綿のように疲れているので...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...綿のようにつかれてしまった...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
...馴れないので全身綿のように疲れていました...
若杉鳥子 「職業の苦痛」
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