例文・使い方一覧でみる「綿々」の意味


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...何だかへんな議論が綿々(めんめん)と書いてある...   何だかへんな議論が綿々と書いてあるの読み方
芥川龍之介 「田端日記」

...哀訴歎願の言葉が綿々と書きつらねてあった...   哀訴歎願の言葉が綿々と書きつらねてあったの読み方
江戸川乱歩 「一寸法師」

...互に綿々たる深讎(しんしゅう)を含むと雖(いえど)も...   互に綿々たる深讎を含むと雖もの読み方
江戸川乱歩 「黄金仮面」

...綿々として感情を縷述(るじゅつ)する事をせず...   綿々として感情を縷述する事をせずの読み方
高浜虚子 「俳句への道」

...先聖古徳の行持綿々密々なるにうたれる...   先聖古徳の行持綿々密々なるにうたれるの読み方
種田山頭火 「其中日記」

...この身には話すことを敢てしないことをかれに綿々として話してゐるかの女がゐる...   この身には話すことを敢てしないことをかれに綿々として話してゐるかの女がゐるの読み方
田山花袋 「道綱の母」

...いくら掻(か)き消すようにしても綿々として思い重なってくる女のことを胸から追い払うようにして...   いくら掻き消すようにしても綿々として思い重なってくる女のことを胸から追い払うようにしての読み方
近松秋江 「狂乱」

...綿々切々の情緒を絃の音に乘せたやうな美しいアナウンスには...   綿々切々の情緒を絃の音に乘せたやうな美しいアナウンスにはの読み方
成澤玲川 「ラヂオ閑話」

...哀調綿々たる歔欷(すすりなき)では有りませんか?凝然(じっと)黙って居た二人は...   哀調綿々たる歔欷では有りませんか?凝然黙って居た二人はの読み方
西尾正 「陳情書」

...糸を繰りだすように綿々と咽びつづける...   糸を繰りだすように綿々と咽びつづけるの読み方
久生十蘭 「海豹島」

...綿々と失楽園の嘆きをうたいあげた...   綿々と失楽園の嘆きをうたいあげたの読み方
久生十蘭 「我が家の楽園」

...なぜそのような変化が生じるかということについては社会的な原因が綿々と過去につらなっている...   なぜそのような変化が生じるかということについては社会的な原因が綿々と過去につらなっているの読み方
宮本百合子 「映画の恋愛」

...Q川を繞る綿々とした濃霧の中では...   Q川を繞る綿々とした濃霧の中ではの読み方
横光利一 「静かなる羅列」

...しばらく別れていた淋しさをまた綿々とのべ始めた...   しばらく別れていた淋しさをまた綿々とのべ始めたの読み方
横光利一 「馬車」

...綿々たる愚痴にとらわれていてどうなりましょう」「そうだ...   綿々たる愚痴にとらわれていてどうなりましょう」「そうだの読み方
吉川英治 「三国志」

...そうした心境を綿々(めんめん)と書中に託して...   そうした心境を綿々と書中に託しての読み方
吉川英治 「三国志」

...と、詰問的に責めているのを第一条として、そのほか十六条にわたって、義昭の不信、悪政、陰謀、公事訴訟(くじそしょう)の依怙(えこ)から、金銀の横領などにわたる私的行為の不徳までを、綿々、烈々、辞句にかざりもなく認(したた)めて突きつけた弾劾文(だんがいぶん)であったのである...   と、詰問的に責めているのを第一条として、そのほか十六条にわたって、義昭の不信、悪政、陰謀、公事訴訟の依怙から、金銀の横領などにわたる私的行為の不徳までを、綿々、烈々、辞句にかざりもなく認めて突きつけた弾劾文であったのであるの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...倶に天を戴き得ない深讐綿々たる怨の敵……とは云え...   倶に天を戴き得ない深讐綿々たる怨の敵……とは云えの読み方
モウリス・ルブラン 新青年編輯局訳 「水晶の栓」

「綿々」の読みかた

「綿々」の書き方・書き順

いろんなフォントで「綿々」

「綿々」の英語の意味


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