例文・使い方一覧でみる「綺麗事」の意味
スポンサーリンク...綺麗事ばかりを並べても現実は変わらない... 
...彼女は綺麗事を言わずに本当の気持ちを話してくれる...
...あまりにも綺麗事ばかり言うので、信用できなくなった...
...綺麗事も大切だが、行動に移さなければ意味がない...
...綺麗事だけではなく、具体的な対策を考える必要がある...
...綺麗事が看板の一品香（イイピンシャン）でも...
芥川龍之介 「上海游記」
...綺麗事（きれいごと）じゃ金は儲（もう）からない...
徳田秋声 「足迹」
...どうせそう綺麗事に行きゃしない...
徳田秋声 「新世帯」
...しかし庸三は綺麗事（きれいごと）で済まされないことも感じていたので...
徳田秋声 「仮装人物」
...あいつは綺麗事じゃないが...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...狸ならもう少し綺麗事にするものよ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...狸ならもう少し綺麗事にするものよ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...銅壺（どうこ）に往來の人間の顏が映らうといふ綺麗事に客を呼んで横網に貸家が三軒と...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...銅壺（どうこ）に往来の人間の顔が映ろうという綺麗事に客を呼んで横網（よこあみ）に貸家が三軒と...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...「一體、どうしてそんな細工をしたんでせう、あつしには少しもわかりませんが」「始めから話して見よう、檜物町の小夜菊の死んだのは、ありや自害ぢやない、立派な殺しだつたんだ」「へエ、どう見たつて自害ぢやありませんか」「自害なら、自分の部屋で、踊の師匠だもの、膝位は縛（しば）つて、綺麗事にやるよ、稽古舞臺の板敷の上で不斷着のまゝで、死ぬものか――それに匕首（あひくち）の鞘が二間も遠くへ飛んで居るのも變だし、血が襟から胸へ流れて、板敷に血溜りの無いのも變だ、ありや、死ぬまで立つて居た證據だ、武藏坊辨慶ぢやあるまいし、そんな事は出來るものぢやない」「死ぬまで立つて？」「誰か後ろから押へて居たのだよ、猿轡（さるぐつわ）を噛ませて、顎から上に血の附いてないのはその爲だ」「？」「匕首の柄を小夜菊の手に、無理に握らせて男の大きい掌が、その女の華奢な掌（てのひら）の上から、匕首の柄を握つて、喉へ突つ立てたのだ」「――」それは凄まじいことでした、八五郎も思はず息を呑みます...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...綺麗事に戯むれてゐるといふ感じがする...
萩原朔太郎 「小説家の俳句」
...輪をかけた綺麗事でゆく...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...兎角綺麗事になりたがる嫌ひのある此作者としては...
水上瀧太郎 「貝殼追放」
...私が青年の頃に考へたことは常にばかばかしい綺麗事であつた...
室生犀星 「渚」
...見破ることの出來ない處にゐたから綺麗事は綺麗事にしか見えなかつた...
室生犀星 「渚」
...若し假りに彼女がさういふ綺麗事で男にうはべをうまく...
室生犀星 「はるあはれ」
...女中のあしらいも綺麗事で...
吉川英治 「河豚」
...綺麗事につつまれて...
吉川英治 「宮本武蔵」
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