...結婚式に綺羅びやかなドレスを着て出席する...
...綺羅星がきれいに輝いている夜空を見上げた...
...綺羅びやかな舞台衣装が目立った...
...綺羅麗しい景色を見ながら散歩するのが好きだ...
...綺羅国からきた王子様との結婚を夢見ていた...
...彼一人安閑として世を渡り綺羅を被(かぶ)り美味に飽(あか)んためには数千の貧人は汗滴(かんてき)労働しつつあるなり...
内村鑑三 「基督信徒のなぐさめ」
...今日(けふ)を晴(はれ)にと裝飾(よそほ)ひて綺羅星(きらほし)の如く連(つらな)りたる有樣...
高山樗牛 「瀧口入道」
...衣服の綺羅と顔立の上品になるに胡麻化されて...
田澤稲舟 「五大堂」
...一と足そこへ歩み出た綺羅子は...
谷崎潤一郎 「痴人の愛」
...ナオミは綺羅子の居る前をも憚(はばか)らず...
谷崎潤一郎 「痴人の愛」
...綺羅子さん」「ええ...
谷崎潤一郎 「痴人の愛」
...綺羅子の声が私の耳を掠(かす)めました...
谷崎潤一郎 「痴人の愛」
...瞬(またた)く中(うち)に女形(おやま)の振袖(ふりそで)なびく綺羅(きら)音楽の巷(ちまた)になったのかと思うと...
永井荷風 「散柳窓夕栄」
...左右前後の綺羅(きら)が頭の中へ反映して...
夏目漱石 「虚子君へ」
...プロータスは女子が綺羅(きら)を飾るの性癖をもってその天稟(てんぴん)の醜を蔽(おお)うの陋策(ろうさく)にもとづくものとせり...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...あがり物ばかりに常綺羅(じやうきら)美々しく...
樋口一葉 「大つごもり」
...ここでは並居る綺羅星だつたから...
牧野信一 「円卓子での話」
...綺羅美(きらび)やかな服裝(なり)をして...
レウィス、キァロル Lewis Carroll 丸山英觀訳 「愛ちやんの夢物語」
...さてその前後左右に綺羅星(きらぼし)の如くに居並んでいる人々は...
森鴎外 「鴎外漁史とは誰ぞ」
...いちばい綺羅(きら)な武家の輿やら乗馬も織り交ざって流れて行く...
吉川英治 「私本太平記」
...身にかざる綺羅(きら)なよろい太刀や行粧などは持ち合せていなかった...
吉川英治 「私本太平記」
...綺羅(きら)をつくした山大名(やまだいみょう)の殿堂(でんどう)があった...
吉川英治 「神州天馬侠」
...綺羅(きら)を極めた物だった...
吉川英治 「親鸞」
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