...わしは否定の綴音を一つでも洩して...
テオフィル・ゴーチエ Theophile Gautier 芥川龍之介訳 「クラリモンド」
...次に子音で始まる綴音(てつおん)が来る...
寺田寅彦 「火山の名について」
...最後から二番目の綴音(シラブル)「ボー」に強い揚音符(アクセント)をつけてまた幾度か「ストロンボーリ...
寺田寅彦 「旅日記から(明治四十二年)」
...十六綴音を一句とするものの連続が甚だ多いらしい...
寺田寅彦 「短歌の詩形」
...息の長さを一綴音の平均の長さで割れば得られる...
寺田寅彦 「短歌の詩形」
...一綴音を明瞭に発音するに必要な時間に一定の制限があるとすれば...
寺田寅彦 「短歌の詩形」
...(b)この死という綴音は余りにも荒っぽく人々の耳にあたるから...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...又定(きま)つた綴音(シラブル)も脚韻も顧慮しない代(かは)りに頻(しきり)に頭韻法を繰返す...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
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