...それで言葉を発音通りに綴る...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
......
内村鑑三 「楽しき生涯」
...物語を書き綴る以外には...
太宰治 「春の盗賊」
...O・A・Tはここに一つの意味を綴る...
谷譲次 「踊る地平線」
...紺青と紫とに染められた岩の割目を綴る僅の紅葉はもう真紅に色づいてゐるが...
寺田寅彦 「雨の上高地」
...君枝が随筆風な或は小説風なものを書き綴るようになってから...
豊島与志雄 「鳶と柿と鶏」
...高遠なる理想を主とする著作時として全く架空の事件を綴るものあるが如しといへども...
永井荷風 「一夕」
...秘密探偵の書綴る報告書は裁判所の速記録と同じくところ/″\古めかしい漢文調の熟語...
永井荷風 「来訪者」
...水茎のあとうるわしく草紙物語を綴る婦人も珍しいとはしないが...
中里介山 「大菩薩峠」
...南方の林業に就いてのノスタルヂイを綴る心算(つもり)であつた...
林芙美子 「浮雲」
...その下心を三行に綴るのが私の仕事...
林芙美子 「新版 放浪記」
...雑文でも綴るより仕方がない...
北條民雄 「柊の垣のうちから」
...不自然なのだ自己の小経験をあのやうな小説体に綴る業が...
牧野信一 「西瓜喰ふ人」
......
室生犀星 「抒情小曲集」
...私達は工藝の正史を綴るべき任務を帯びているのです...
柳宗悦 「民藝とは何か」
...筆を手にしなくなってから久しいので文章を綴るなどということは不可能だ...
山本周五郎 「日本婦道記」
...文は自分の頭脳で綴るべきものである...
吉川英治 「忘れ残りの記」
...それはまだ/\ものに書き綴るべき境地にまで澄んでゐない...
若山牧水 「樹木とその葉」
便利!手書き漢字入力検索