...此新しい言葉を綴り合せ...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...その辭に綴り込めたる亞細亞(アジア)風の譬喩の多かりしことよ...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...綴りを間違える人がある...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...其(そ)も手さぐりにて去年(こぞ)の秋九月本伝第九輯四十五の巻まで綴り果(はた)し」とあるはその消息を洩らしたもので...
内田魯庵 「八犬伝談余」
...それを逆さにし綴りなおしてさ...
海野十三 「獏鸚」
...および伯爵のその返事を偽作した――綴りかたの優秀なるものである...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...名前の綴りもアメリカ式であるし...
三上於菟吉訳 大久保ゆう改訳 「踊る人形」
...芸術理論や美学体系はこれを縫い合わせたり綴り合わせたりするだろう...
戸坂潤 「クリティシズムと認識論との関係」
...さらさらと文字を綴りはじめました...
中里介山 「大菩薩峠」
...ばら/\に散亂せる白骨を綴り合せむと...
長塚節 「長塚節歌集 中」
...彼はスラブ語の綴りから...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...綴りはレックミアだ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「王冠の重み」
...このいきさつを私は再び一篇の物語に綴り代へて...
牧野信一 「酒盗人」
...捜し当てた英字の綴りを記憶に深く刻んだ...
正宗白鳥 「入江のほとり」
...男のポケットから一綴りのうたの原稿をさつと引き拔くと...
室生犀星 「はるあはれ」
...日本のような綴り方の色々な国で...
柳田國男 「書物を愛する道」
...外国文を綴り得るということだけですでに一種の尊敬をうけている...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...ローマ字綴りのキリシタン書が多数出版されたし...
和辻哲郎 「鎖国」
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