...維納が十かたまっても二十集まっても...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...ツェッペリン伯号は五月二日に維納(ウイン)を訪問すべし...
谷譲次 「踊る地平線」
...ヒットラー総統の維納(ウィーン)入り等が暫(しばら)く話題に上ったが...
谷崎潤一郎 「細雪」
......
永井荷風 「書かでもの記」
...維納(ウィンナ)の月をながめて帰ることができました...
中里介山 「大菩薩峠」
...明治十五年八月十一日墺国維納府 博文岩倉公閣下」六 (五〇ページ)松方正義宛...
蜷川新 「天皇」
...シュトラウスの〈維納(ウインナ)の森の物語〉の浮きたつような軽快なワルツがひどく湿っぽくなっている...
久生十蘭 「だいこん」
...維納(ウインナ)風の安手な金箔をいたるところにくっつけた古い建物だった...
久生十蘭 「墓地展望亭」
...維納(ウィーン)で精神病学の研究をしていた石黒利通が...
久生十蘭 「予言」
...維納から帰ったばかりの柳沢と二人でいるところへ...
久生十蘭 「予言」
...あのひとが維納の近くに住んでいるが...
久生十蘭 「予言」
...十一月、維納等に赴く...
堀辰雄 「リルケ年譜」
...維納也等に於いて新聞班の一員として勤務す...
堀辰雄 「リルケ年譜」
...維納大學の教授の醫學者或は心理學者が實驗をしたが...
松本文三郎 「印度の聖人」
...歌うが維納(ウインナ)...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...(九月一日)維納(ヰイン)(晶子)汽車で渡つたドナウ河は濁つて居た...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...加特力(カトリツク)教のユウカリストの大会があつて六十万人の信者が諸国から入(いり)込んで居る維納(ヰイン)へ...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...其(その)学問芸術の方面に伯林(ベルリン)を圧する力を持つて居ると云ふ最近の維納(ヰイン)の内景に到つては容易に窺(うかゞ)ひ得(う)べくも無かつた...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
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