...たとひ三頁にならうと四頁にならうと青鞜だけは続けてゆくつもりです...
伊藤野枝 「九州より」
...顔色や態度に悩まされ続けて飛んだ...
大庭武年 「旅客機事件」
...続けて自己嫌悪を連ねようと考えたのですが...
太宰治 「虚構の春」
...彼は続けて言った...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...例えば、紡績で例をとると、久光は、兄の意思をつづけようとしようし、斉興は、打切ろうとするであろうが、つづけられるものなら、世のために、続けてもいいが、久光では、続けられもせず、棄て去りもせずという、ひどく中途半端なものになる...
直木三十五 「南国太平記」
...そうして魂のうめきを続けているところの肉体を載せたことは前の如く...
中里介山 「大菩薩峠」
...そうしたからだ」「続けて...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「煉獄」
...」……正当な交際を続けてゐるのは私の母より他になくなつたが...
牧野信一 「鱗雲」
...大方見知らない客が来続けてゐるので遠慮してゐるのだらう位ゐに樽野は思つた...
牧野信一 「鶴がゐた家」
...「風の靡(なび)き」(にけりな里の海人(あま)の焚(た)く藻(も)の煙心弱さに)のたよりなさに以前よりもいっそうぼんやりと物思いを続けています...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...人間のいのちの向い合いがどこまでも続けて行かなければならない...
室生犀星 「姫たちばな」
...汎(ひろ)く守られ続けている霜月(しもつき)三夜...
柳田国男 「海上の道」
...「本当になんでもなかったんですか」とおすえは云い続けていた...
山本周五郎 「さぶ」
...二刻あまりもよく眠りました」と吉塚が続けて云った...
山本周五郎 「その木戸を通って」
...吉次という男のほうが続けて...
山本周五郎 「ひとでなし」
...その妹の気持を続けて呉れるというのだ...
山本周五郎 「柳橋物語」
...病院の方も以前の通りの繁昌を続けている...
夢野久作 「少女地獄」
...この上に足の夢を見続けていると...
夢野久作 「一足お先に」
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