...これは新聞小説の続きもののように...
淡島寒月 「活動写真」
...新聞小説の続きものを読んで聞かせるように...
江戸川乱歩 「湖畔亭事件」
...ホワイトナイルの岸べに生まれたある黒んぼ少年の数奇な冒険生涯(ぼうけんしょうがい)を物語る続きものの映画を中学校の某先生が黄色い声で説明したものである...
寺田寅彦 「映画時代」
...渋柿)*第一流の新聞あるいは雑誌に連載されていた続きものが...
寺田寅彦 「柿の種」
...続きものの小説が肝心のところで中絶したために不平であった人もあろうし...
寺田寅彦 「一つの思考実験」
...それが不思議にも続きもので...
夏目漱石 「行人」
...だいぶん面白い続きものができるんだが...
夏目漱石 「坑夫」
...何? 丁度新聞社から夕刊に出す続きものを頼まれてるんですって? そいつはうまいや...
長谷川時雨 「九条武子」
...そこへ私は生れてはじめて続きものの小説を書くことになった...
堀辰雄 「花を持てる女」
...退屈晴しに近所の寄席へ続きものゝ講談を聞きに行つたのだつた...
牧野信一 「妄想患者」
...続きものの読める今日の彼に役立っていないとはいえない...
正岡容 「随筆 寄席囃子」
...存分に連日の続きものを愉しんでゐると聞き...
正岡容 「東京万花鏡」
...新聞の続きものを読むのが...
夢野久作 「老巡査」
...五つ六つ読みかけている続きものの後段が...
夢野久作 「老巡査」
...漱石は志賀君に『朝日新聞』へ続きものを書くことを頼んだのであったが...
和辻哲郎 「漱石の人物」
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