...「絹漉とおっしゃるのだ...
田中貢太郎 「黄燈」
...絹漉(きぬごし)は...
田中貢太郎 「黄燈」
...豆腐は昔風なのがよい、絹漉は嫌ひだ、ことにヤツコで食べるときには...
種田山頭火 「其中日記」
...要するに貴方の書き方は絹漉(きぬご)し豆腐のように...
「木下杢太郎著『唐草表紙』序」
...鴨とネギと豆腐――この豆腐が絹漉しなのは欠点...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...これは何という餅です」妻君「それは葛入餅(くずいりもち)と申して葛の粉少々と糯米(もちごめ)と一所に蒸して充分に搗(つ)き抜(ぬい)たのです」客「道理で絹漉餅(きぬこしもち)ともいうべき位です...
村井弦斎 「食道楽」
...普通(なみ)のお豆腐でも絹漉(きぬごし)のように柔くなります」妻君「オヤそうですか...
村井弦斎 「食道楽」
...都會では近い頃まで絹漉し豆腐の名があつた...
柳田國男 「食料名彙」
...都会では近い頃まで絹漉し豆腐の名があった...
柳田國男 「食料名彙」
...念に念を入れた上の絹漉(きぬご)しで篩(ふるい)にかけたような人々のみが...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
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