...その成功を絶讃(ぜっさん)すると共に一躍大将に昇任させた...
海野十三 「二、〇〇〇年戦争」
...口々に絶讃するのですが...
太宰治 「惜別」
...非常に感激して絶讃の辞を与え自分が北海道各地のアイヌについて親しく研究した結果からみて...
知里真志保 「アイヌ語学」
...一貫(いっかん)して絶讃(ぜっさん)の言葉を惜(おし)まなかったことによっても...
萩原朔太郎 「小泉八雲の家庭生活」
...吉屋信子さんの新築の家を絶讃された...
長谷川時雨 「家」
...「忘れちゃいやよ」の如き絶讃である...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...此の絶讃の波を残して帰る又快である...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...「百鬼園」は一方絶讃されるだけに一方不安あり...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...「マリウス」が一ばんいゝと絶讃である...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...独乙人リマー・ヘニッヒ来り「マリウス」を絶讃した...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...毎日の三宅周太郎、大童の絶讃...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...『日本植物志』に対する松村任三博士の絶讃『日本植物志』第一巻第一集が出たのは...
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
...遥々(はるばる)絶讃の辞を送ってきた...
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
...いたるところで絶讃されました...
三浦環 「お蝶夫人」
...「おもしろい!」と彼は絶讃していた...
吉川英治 「私本太平記」
...あなたは秀吉の人物を絶讃(ぜっさん)しておられた...
吉川英治 「新書太閤記」
...往々、世間の大衆は、美しい犠牲心、高い良心、香りゆかしき愛情、一諾(いちだく)をゆがめぬ節義など――人道的光彩の発露をその実践者に見るたびに、わが事のように、絶讃し感涙し、その善行をたたえてやまない底のものを持っている...
吉川英治 「新書太閤記」
...百王の批判者として絶讃していることも...
和辻哲郎 「孔子」
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