...常に新しき絶対者である...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...形而上学的な絶対者の領域に適用され...
戸坂潤 「技術の哲学」
...恐らく絶対者はあまりに精緻に過ぎたこの頭脳を罰するために...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...絶対者の形而上学への鞭となるだろう...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...資本家の手から国家(ファシズムによれば夫が超階級的な絶対者である)の手に「奉還」されねばならない(国家資本主義)...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...後に到ってはもはや現実自身のもつ規定ではなくて絶対者たる現実に関する体系的叙述のみが有つ規定にまで限定されたことは注目に値する...
戸坂潤 「辞典」
...さらに絶対者である法王...
中井正一 「美学入門」
...それが死と云ふ絶対者の前にどれ丈けの根本的差別をなすものであらう...
長與善郎 「青銅の基督」
...絶対者にむかって投げ出された胴...
原民喜 「鎮魂歌」
...そうしてこの絶対者に指導せられる克己...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...及び宗教的に絶対者にすがること等があるが...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
...それが絶対者を現わすゆえである...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
...すなわちそれが絶対者でありながらしかも個性的なものであることは――自分を包摂しつつしかも自分と対するものであるということは...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
...人は絶対者に呼びかけることによって...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
...親鸞にとっては慈悲は絶対者の姿である...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
...絶対者の慈悲はすべてを許してしかも自ら傷つかないであろう...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
...絶対者との合一を目ざす宗教にとって...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
...親鸞に道徳の言説が少ないのはむしろその絶対者への情熱の熾烈(しれつ)を語るものであろう...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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