...常に新しき絶対者である...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...対象も方法もそれ自身の力によって運動するのではない――両者は絶対者や一者やの概念ではあり得なかった...
戸坂潤 「科学方法論」
...主観と客観との対立関係を成り立たせる絶対者に即した観念論...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...絶対者の形而上学への鞭となるだろう...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...資本家の手から国家(ファシズムによれば夫が超階級的な絶対者である)の手に「奉還」されねばならない(国家資本主義)...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...晩年のフィヒテが純粋自我を絶対者として前弁証法的なものと看做し...
戸坂潤 「辞典」
...そしてこの絶対者は主観ではなくして客観に外ならない...
戸坂潤 「範疇としての空間に就いて」
...」十一 絶対者の動揺彼らは先方に着くまで一言も口をきかなかった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...山で大人(だいじん)(警官)といえば殆んど絶対者に近い威望がある...
中村地平 「霧の蕃社」
...我々はその方向において絶対者に...
西田幾多郎 「絶対矛盾的自己同一」
...いわゆる絶対者を認めない...
三木清 「哲学入門」
...絶対者の位置にあるため...
吉川英治 「随筆 新平家」
...それが絶対者を現わすゆえである...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
...すなわちそれが絶対者でありながらしかも個性的なものであることは――自分を包摂しつつしかも自分と対するものであるということは...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
...親鸞にとっては慈悲は絶対者の姿である...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
...絶対者の慈悲はすべてを許してしかも自ら傷つかないであろう...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
...親鸞に道徳の言説が少ないのはむしろその絶対者への情熱の熾烈(しれつ)を語るものであろう...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
...」畢竟これが――絶対者の意志に合うように「私」を去って行為することが...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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