例文・使い方一覧でみる「絶対に」の意味

...これを増す余地は絶対にない」ということが書いてある... これを増す余地は絶対にない」ということが書いてあるの読み方
愛知敬一「ファラデーの伝」

...随（したが）って尾などは絶対につけずに揚げるいわゆる坊主凧（ぼうずだこ）であった... 随って尾などは絶対につけずに揚げるいわゆる坊主凧であったの読み方
淡島寒月「凧の話」

...絶対に開かない仕掛けになっていたのである... 絶対に開かない仕掛けになっていたのであるの読み方
海野十三「千年後の世界」

...忘れると云うことは絶対にあり得ない... 忘れると云うことは絶対にあり得ないの読み方
大阪圭吉「坑鬼」

...自分だけが行い得られて人には行われないというようなものは絶対にない...
相馬愛蔵、相馬黒光「一商人として」

...下等にふざけたりすることは絶対にせず... 下等にふざけたりすることは絶対にせずの読み方
太宰治「兄たち」

...絶対にサタンでない... 絶対にサタンでないの読み方
太宰治「誰」

...絶対に、嗟（ああ）、ちりほどの変化も無い... 絶対に、嗟、ちりほどの変化も無いの読み方
太宰治「八十八夜」

...それでいてお金を絶対に取らないのかというと... それでいてお金を絶対に取らないのかというとの読み方
太宰治「やんぬる哉」

...英人二名が張り番をして絶対に見送り人を近付かせなかった... 英人二名が張り番をして絶対に見送り人を近付かせなかったの読み方
橘外男「ナリン殿下への回想」

...その機会と材料とを絶対に与えられない縄抜けの身となって... その機会と材料とを絶対に与えられない縄抜けの身となっての読み方
中里介山「大菩薩峠」

...夢の中では殆（ほと）んど絶対に色に対する感覚が無かったのです... 夢の中では殆んど絶対に色に対する感覚が無かったのですの読み方
野村胡堂「奇談クラブ〔戦後版〕」

...捕物小説が翻案では絶対に書けないことが... 捕物小説が翻案では絶対に書けないことがの読み方
野村胡堂「胡堂百話」

...絶対に助からない... 絶対に助からないの読み方
久生十蘭「三界万霊塔」

...ベラ・ギャロウェイお嬢様の関与は絶対に秘密にしなければなりません...
フレッド・Ｍ・ホワイト　Fred M. White 奥増夫訳「王冠の重み」

...将来に希望をつながせるようなことは絶対にしなかった... 将来に希望をつながせるようなことは絶対にしなかったの読み方
紫式部與謝野晶子訳「源氏物語」

...けれども貯金のほうは絶対に困る... けれども貯金のほうは絶対に困るの読み方
山本周五郎「季節のない街」

...疑懼（ぎく）し躊躇する事は絶対にない... 疑懼し躊躇する事は絶対にないの読み方
夢野久作「探偵小説の真使命」

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