...創造の活動を中絶する經濟的活動は常に創造の熱を冷却する...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...後にはついに占星学上の計算をすることを謝絶するに至ったということはケプラーのために特筆すべき事実である...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...謝絶するナゾとは以ての外の無礼と考えていたから...
内田魯庵 「鴎外博士の追憶」
...その怪人集団は吾人の想像に絶する巨大なる力を有するものの如く...
海野十三 「地球発狂事件」
...他人の患部へ手を触れることを烈(はげ)しく拒絶するのだった...
大阪圭吉 「三狂人」
...そう思って……」「む――」再び悶絶するような声を私は出した...
高見順 「如何なる星の下に」
...倫理批評を絶するほどの作品を求めたい...
豊島与志雄 「作品の倫理的批評」
...この中(うち)浮世絵と流行の模様とは時勢のために江戸演劇の演奏全く断絶する事ありとなすも...
永井荷風 「江戸芸術論」
...既に本人に帰りたい意志があるのを拒絶するのは...
夏目漱石 「道草」
...一度中絶するのを...
葉山嘉樹 「坑夫の子」
...黙っていて仕事の分担を拒絶する...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...実に言語に絶する程で...
堀口九萬一 「東西ほくろ考」
...さては大変な馬成金に成り損(そこ)なったと落胆の余り気絶する...
南方熊楠 「十二支考」
...家計の苦しさは言語に絶するものがあったに相違ない...
武者金吉 「地震なまず」
...彼を拒絶する態度に出れば...
山本周五郎 「ちいさこべ」
...自活を余儀なくされた能役者の困惑は言語に絶するものであった...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
...荊州兵を根絶する日...
吉川英治 「三国志」
...しかしかぐや姫は帝の使いに対しても、「帝の召しての給はむことかしこしとも思はず」と放言し、面会を謝絶する...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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