...九年母はやはり香味独絶する...
青木正児 「九年母」
...」千代子は飽くまで拒絶すると云ふ心をいら/\した態度に見せて...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...他日若し拒絶する樣なことがある場合の邪魔を殘しても困るで...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...まさに言語に絶する壮観であったに違いない...
海野十三 「浮かぶ飛行島」
...それならば我々が廢絶するには及ばない...
堺利彦訳 幸徳秋水訳 「共産黨宣言」
...全然外国との交通を断絶するようになった...
大隈重信 「東西両文明の調和を論じて帝国の将来に及ぶ」
...拒絶すればいいのか...
カレル・チャペック Karel Capek 大久保ゆう訳 「RUR――ロッサム世界ロボット製作所」
...とにかくちょっと常識を超絶する莫大な熱量であることだけは確かである...
中谷宇吉郎 「温泉2」
...理由を云わずに結婚を拒絶するのと撰(えら)む所はなかった...
夏目漱石 「それから」
...いつも夢の浮き橋で中絶するという風(ふう)である...
新渡戸稲造 「自警録」
...言語に絶する美しさで...
野村胡堂 「楽聖物語」
...明治三十八年、この特異な島が日本のものになると、猟獲を禁じ、樺太庁では、年々、この島に監視員を送って膃肭獣を保護していたが、四十四年に日米露間で条約(一九一一年の「膃肭獣保護条約」のこと)を締結する見通しがあったので、条約締結と同時に猟獲を開始することにし、同年夏、大工と土工を送り、膃肭獣計算櫓、看視所、剥皮場、獣皮塩蔵所、乾燥室などの急造にとりかかったが、航路の杜絶する、十一月下旬になっても、完成を見るにいたらない...
久生十蘭 「海豹島」
...また隔絶する所なきにいたれり...
日野強 「新疆所感」
...実に言語に絶する程で...
堀口九萬一 「東西ほくろ考」
...そうしたものの必然に生れてゆくことを根絶することはできない...
室生犀星 「或る少女の死まで」
...「こういう接近を拒絶するのはその人の弱さの証拠で...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...必ず尋常を絶すべきことを信じていた人々が...
柳田国男 「海上の道」
...これを拒絶すると...
吉行エイスケ 「大阪万華鏡」
便利!手書き漢字入力検索