...世界人の想像に絶する耐力を示した...
海野十三 「地球発狂事件」
...真に言語に絶するものを感じ...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...萬一僕があとになってこの約束を破って今の證文を出すことを拒絶するようなことが生じないものでもありませんから...
ドストエーフスキイ 神西清訳 「永遠の夫」
...爆圧は言語に絶する強大なもので...
永井隆 「長崎の鐘」
...とにかくちょっと常識を超絶する莫大な熱量であることだけは確かである...
中谷宇吉郎 「温泉2」
...その気高(けだか)き力強さは言語に絶する...
野村胡堂 「楽聖物語」
...音樂家への作曲を拒絶する...
萩原朔太郎 「青猫」
...*56Le silenceternel de ces espaces infinis m'ffraie.僕の中にあるパスカルを拒絶すること...
原口統三 「二十歳のエチュード」
...彼女は僕を拒絶することはないだろう』ウージェーヌは可愛らしい財布を持って...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...言語に絶するものであることも...
火野葦平 「花と龍」
...その優しさ! それは威力(ゐりよく)に比べてどれ程大きな力があることか! 私にはセント・ジョンの怒りを拒絶することは出來た...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...秀郷を神と崇めて勢多に社あり(『近江輿地誌略』に、勢多橋南に秀郷社竜王社と並びあり、竜王社は世俗乙姫の霊を祭るという、傍なる竜光山雲住寺縁起に、秀郷水府に至りて竜女と夫婦の約あり、後ここに祭ると)、されば秀郷の子孫、勢多橋を過ぐるには、下馬して笠を脱ぎ、鈎匙(さじ)、小刀、鞭(むち)、扇等、何にても水中へ投げ入れ、礼拝して通るに必ず雨ふるなり云々、また曰く、下野国佐野の家にも秀郷より伝えし鎧あり、札に平石権現と彫り付け牡蠣(かき)の殻も付きたり、かの家にては「おひらいし」の鎧とて答拝せらるとなり、またかの鎧竜宮より持ちて上りし男、竜二郎、竜八とて二人あり、これも佐野家に仕えけるが、竜二郎は断絶す、竜八は今において佐野の秋山という処にこれあり、彼らが子孫は必ず身に鱗ありとなり、避来矢(ひらいし)の鎧と書き、平石にてはなしと、以上『氏郷記』の文だ...
南方熊楠 「十二支考」
...自分の生んだ娘が、そう言った、ナイロンの脚を投げ出して、爪を真紅に染めながら、親父に向って、ドルと恋愛なんて言ってるのを見れば、こりゃ、気絶するね...
三好十郎 「冒した者」
...「こういう接近を拒絶するのはその人の弱さの証拠で...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...政治の全般はわれわれの理知を絶するが...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...お前に支払うべきでない」と支払を拒絶するに相違ない...
山下博章 「「プラーゲ旋風」の話」
...彼を拒絶する態度に出れば...
山本周五郎 「ちいさこべ」
...気絶する...
夢野久作 「爆弾太平記」
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