...土地の人々の産業が絶えると云ふこともある...
丘浅次郎 「自然の復讐」
...時々雨の足が絶えると...
鈴木三重吉 「女の子」
...お歌会など絶える事もなく行はれて居りましたが...
太宰治 「右大臣実朝」
...またひとしきりどかどかと続いて来るかと思うとまたぱったり途絶えるのである...
寺田寅彦 「雑記帳より(2[#「2」はローマ数字、1-13-22])」
...しかし無責任な批評に対する芸術家からの不満は絶えることなく...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...生れてみなければ分るものではない!二人向き合って話が途絶えるような時には...
豊島与志雄 「幻の彼方」
...へちまの生命は絶える...
永井隆 「ロザリオの鎖」
...何時も絶えることがなかった...
中島敦 「光と風と夢」
...以後、作歌は途絶える...
長塚節 「長塚節句集」
...他の朝はある一定の時間――無論極く短い間ですが人通りが全く一時に途絶えるという事実...
浜尾四郎 「彼は誰を殺したか」
...息の絶えるまで放さなかつた...
エドガア・アルラン・ポオ Edgar Allan Poe 森林太郎訳 「病院横町の殺人犯」
...藤田氏以下将来有為の先輩だけは生き延びさせなければならん! でなければ水戸の勤王派の根が絶えるのだ...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
......
三好達治 「霾」
...そこは朝鮮がいつも保有する深さと神秘との絶える事のない蔵庫である...
柳宗悦 「朝鮮の友に贈る書」
...人間の口から絶えることはあるまい...
柳宗悦 「民藝四十年」
...半兵衛の脈の絶えるのを...
山本周五郎 「風流太平記」
...絶えることではない...
吉川英治 「大岡越前」
...戦争の絶える時がない...
和辻哲郎 「鎖国」
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