...それが将来絵を描く上に大へん役立ちました...
上村松園 「あのころ」
...絵を描くためにだけ生きつづけて来たようにも思える...
上村松園 「健康と仕事」
...絵を描く人の表わそうとする対象が違うからである...
寺田寅彦 「科学者と芸術家」
...それから絵を描くくらい...
中谷宇吉郎 「画業二十年」
...「原君は好い絵を描くよ...
夏目漱石 「明暗」
...志津子夫人は展望台の出張りに三脚を持出(もちだ)して、海の絵を描く、その傍で千束守が、海気を肺臓一パイに吸って、南の国の歌を歌う、――それを御主人の喜田川三郎氏が、面白くも無い精神修養の本を読み乍ら、眼の隅から二人の様子を眺め眺め、書斎の窓際の安楽椅子に凭(もた)れている――こんな日は幾日も続いたのです...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...無慚絵を描くのだ」「まァ...
野村胡堂 「芳年写生帖」
...――絵を描くことは私の仕事の二番目で...
林芙美子 「生活」
...詩を書くこと、絵を描くこと、いずれも好きで、自分の仕事のなかに、詩や絵の類似品を持っていることが、私の仕事の味噌だけれども、作家には、色々な波があってもいいと思う...
林芙美子 「生活」
...ただ絵を描くことだけでどうやって暮してゆけるのか...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」
...くらくなる迄絵を描く...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...師匠張りの絵を描く男がのちの月岡芳年(ほうねん)だった...
正岡容 「小説 圓朝」
...その間も絵を描くことはやめない...
三好十郎 「ゴッホについて」
...好んで黒地に黄や朱で絵を描く...
柳宗悦 「陸中雑記」
...左官が壁を塗るように絵を描く...
山本周五郎 「おれの女房」
...自分の本業は絵を描くことであったが...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...それによって絵を描くからと云った...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
...――絵を描くのも然り...
吉川英治 「宮本武蔵」
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