...それでもわたしは絵かきです...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「絵のない絵本」
...月が絵かきに物語る話という形を取ってはいるものの...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「絵のない絵本」
...「おまえは絵かきではないか...
伊丹万作 「私の活動写真傍観史」
...一ぺん絵かきのアトリエい行て絵エ画(か)くとこ見て御覧...
谷崎潤一郎 「卍(まんじ)」
...「知っている絵かきがありますから...
田山花袋 「トコヨゴヨミ」
...そこの崖の上で下の平野を写生していた素人絵かきがあった...
寺田寅彦 「中村彝氏の追憶」
...へたな絵かきのことだ...
永井隆 「この子を残して」
...絵かきだか何だか妙な判(はん)じもののような者や...
夏目漱石 「模倣と独立」
...雷(かみなり)師匠といわれた手習のおしょさんの近所に国年(くにとし)という絵かきがいてな...
長谷川時雨 「流れた唾き」
...じっさいのところ選り好みしようにもほかにどんな金儲けの能力も持ってなかったからなんだ……おれはこれでも絵かきだったんだぜ...
久生十蘭 「黒い手帳」
...絵かきが目的なしに線をひいたりするたぐいの...
平林初之輔 「四月号の創作三つ」
...時国の話によると主人は絵かきだということで...
平林初之輔 「夏の夜の冒険」
...絵かきの朝居閑太郎が...
牧野信一 「朝居の話」
...おや/\この絵かきは空に魚なんぞ描いてゐやがる――なんて冷かすので気づくと……」「睡眠不足ぢやないのか?」「それは君だらう――俺が眺めてゐるのも知らないで君は其処で大いびきを挙げて眠つてゐたぜ...
牧野信一 「サンニー・サイド・ハウス」
...(一月三十一日)『大鏡(おおかがみ)』に花山(かざん)天皇の絵かき給ふ事を記してさは走り車の輪には薄墨にぬらせ給ひて大(おおき)さのほどやなどしるしには墨をにほはせ給へりし...
正岡子規 「墨汁一滴」
...何で悪い! お身は絵かきにも似合わぬ木強漢だの」と...
三上於兎吉 「艶容万年若衆」
...外の絵かきもやっているでしょう...
ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 森鴎外訳 「家常茶飯」
...「絵かきの道すたれ果て」とは言えぬのであるが...
和辻哲郎 「埋もれた日本」
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