...明眸絳脣(めいぼうかうしん)...
芥川龍之介 「骨董羹」
...(十四) 我が四畳半(五)我が絳泥(あかどろ)色の帽子も亦...
石川啄木 「閑天地」
...絳碧(こうへき)の幻を...
泉鏡花 「薄紅梅」
...かの女は絳絹(もみ)の切れを出して自分で自分の両眼のやにを拭いた...
岩野泡鳴 「耽溺」
...夢に雉冠絳衣(ちかんこうい)の人が来て...
田中貢太郎 「涼亭」
...今以絳地交龍錦五匹・絳地粟十張・※絳五十匹・紺青五十匹...
陳壽 「魏志倭人傳」
...謝在杭・徐※・毛晉(汲古閣)・錢謙益(絳雲樓)などは互に珍書の收藏を誇つた...
内藤湖南 「支那目録學」
...錢謙益の絳雲樓は一度火に遭つて本を燒いたが...
内藤湖南 「支那目録學」
...(成二年)魯於是乎始※)魏絳於是乎始有金石之樂...
内藤湖南 「支那歴史的思想の起源」
...今以二絳地交龍錦五匹、(注略)絳地粟十張、※絳五十匹、紺青五十匹一、答二汝所レ獻貢直一...
内藤湖南 「卑彌呼考」
...淋漓絳血腹中文...
夏目漱石 「思い出す事など」
...逢蓬峯は「ほう」にして降絳は「こう」なり...
正岡子規 「墨汁一滴」
...絳絹裏(もみうら)をつけ...
三木竹二 「いがみの権太」
...ここにおいてか獣すなわち啖うその中地(ところ)土および諸草木微(すこ)しく絳色(こうしょく)を帯び血染のごとし...
南方熊楠 「十二支考」
...書堂新下絳紗帷」と云ふより推せば...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...絳嚢盛...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...絳絹(もみ)の布片(きれ)に写しておりましたが...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...絳(あか)き戦衣に...
吉川英治 「三国志」
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