「絨」の意味
織物の一種
小説での「絨」の使い方
...そこで黒い天鵞絨(びろうど)の胸に赤い椿の花をつけた...
芥川龍之介 「舞踏会」
...色とりどりの絨氈のように見える...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...我々は外国製の安っぽくてギラギラした赤色の絨氈(じゅうたん)によって...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...名ばかりは天鵞絨(びろうど)のウィーン帽子を深々と被り...
海野十三 「深夜の市長」
...寄木細工の床の上には処々にペルシャ絨氈(じゅうたん)が敷いてある...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「情鬼」
...天鵞絨と紐釦(ぼたん)がむやみに多く...
太宰治 「ダス・ゲマイネ」
...薄汚れのした絨緞の上に餉台(ちゃぶだい)が一つ置いてあった...
豊島与志雄 「反抗」
...家は絨帳(じゅうちょう)穹盧(きゅうろ)...
中島敦 「李陵」
...そこに飾ってある天鵞絨(びろうど)の襟(えり)の着いた女の子のマントを眺(なが)める風をしながら...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...手の指を蟹の爪のように曲げて絨毯にくいこませ...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...廊下や絨毯に濡れた足跡ぐらい残っていなけりゃならないはずだ...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...天鵞絨(びろうど)の長椅子としゃれた小床几(ダブウレエ)がどっかりと置かれ...
久生十蘭 「キャラコさん」
...赤地模様の絨緞を敷きつめた部屋へ案内した...
久生十蘭 「新西遊記」
...天鵞絨のような眼...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...窓掛といい、捲上げカーテンと云い、絨氈といい、まるでペルシアへでも行ったようなんで……一口にいえば、惜気もなく、ふんだんに金がかけてあるという訳です...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...「八時十分です」リザ・セミョンノヴナは裸足のまま寝台の前の小さい古い絨毯布の上に立っていた...
「赤い貨車」
...そこから草原(くさはら)みたいな柔らかな絨壇の上に上って...
夢野久作 「超人鬚野博士」
...絨毯(じゅうたん)の模様になって見えているのかも知れない...
吉川英治 「旗岡巡査」
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