...そこで翌日から世子にも拝謁して直々に御言葉も給わるし...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...折にふれてご一顧でも給わるならば...
吉川英治 「黒田如水」
...咎める点はない」「おゆるし給わるか」「もちろん...
吉川英治 「三国志」
...国防にお心を傾け給わるよう...
吉川英治 「三国志」
...「不肖徐盛にその大任を仰せつけ給わるならば...
吉川英治 「三国志」
...それもお任せして給わるか...
吉川英治 「私本太平記」
...もし正成にみゆるしを給わるなら...
吉川英治 「私本太平記」
...そのような美酒(うまざけ)をわれらへひとつ馳走して給わるまいか」「いとおやすいことにござりますれば...
吉川英治 「私本太平記」
...――御仏(みほとけ)さえ知って行くすえおききとどけ給わるなら...
吉川英治 「私本太平記」
...この世は夢のごとくに候(そうろう)尊氏に道心(どうしん)給(た)ばせ給(たま)い候て後生(ごしょう)たすけさせたばせ給(たま)い候(そうろう)べく候とくと遁世(とんせい)いたしたく候 道心給(た)ばせ給わるべく候今生(こんじょう)の果報(かほう)に更(か)えて 後生たすけさせ給(たも)うべく候 こんじょうの果報をば 直義にたばせ候て 直義を安穏(あんのん)に まもらせ給い候べく候(原文ハ旧仮名...
吉川英治 「私本太平記」
...ご承諾給わるか」「しかしわしが開基となれば...
吉川英治 「私本太平記」
...同慶給わるものと思う)というような文章であった...
吉川英治 「新書太閤記」
...この身に雪辱の一戦をなさしめ給わるよう...
吉川英治 「新・水滸伝」
...天下鍛(う)ち直しの大善業に向けしめ給わるよう...
吉川英治 「新・水滸伝」
...仏のかたより給わる信心であって...
吉川英治 「親鸞」
...わが家の恥辱をそそいで給わるならば――そして大きくは...
吉川英治 「平の将門」
...祝酒を給わるであろう...
吉川英治 「平の将門」
...義経に対して何とぞ一日もはやく官途のご推挙を給わるようにと...
吉川英治 「源頼朝」
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