...畫ときなどし給ふなり...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...ペルセウスを生ませ給ふ)の貌はいかにも美しく...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...「給ふ」などといふ敬語を必要としないものだ...
池田亀鑑 「忘られぬお国言葉」
...「給ふ」といふ敬語の動詞を必要とするに至つたのだ...
池田亀鑑 「忘られぬお国言葉」
...愈歎き給ふと聞くからは遠からぬ内に...
伊藤左千夫 「古代之少女」
...ふとしもわれを見給ひて呼び給ふやう...
ダンテ・アリギエリ Dante Alighieri 上田敏訳 「きその日は」
...いかに汚辱と虚榮とを忌むかを知り給ふならむ...
ポオル・クロオデル Paul Claudel 上田敏訳 「頌歌」
...敵を折伏し給ふべし」と唱へた...
レオ・トルストイ Lev Nikolaevich Tolstoi 森林太郎訳 「パアテル・セルギウス」
...爭でか捨てさせ給ふべきといふので...
内藤湖南 「日本文化の獨立」
...何と物酷いのです此の夜の海は――天才の眉毛――いくら原稿が売れなくとも燈台番にはなり給ふなあの白ッ...
中原中也 「(何と物酷いのです)」
...おんみはかくも心あつき数多の花嫁にかしづかれ給ふ...
三木露風 「トラピスト天使園の童貞」
...二月四日江戸東叡山に入らせ給ふ...
森鴎外 「能久親王年譜」
...能久親王東叡山を出でさせ給ふ...
森鴎外 「能久親王年譜」
...普魯士(プロシア)国陸軍大学校に入らせ給ふ...
森鴎外 「能久親王年譜」
...近衛局出仕にならせ給ふ...
森鴎外 「能久親王年譜」
...戸山学校次長に補せられさせ給ふ...
森鴎外 「能久親王年譜」
...御身体(おんからだ)はセルロイドの上軽(かろ)く足重く作られし人形の様(さま)して戸口より帰らせ給ふを御(お)気の毒に見申せしに候(さふらふ)...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...おほかた鬢上に一茎の霜をや点し給ふらんとぞ覚ゆる...
與謝野禮嚴 「禮嚴法師歌集」
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