...結構な事だと思ひますよ...
薄田泣菫 「茶話」
...好色は結構な事さ...
薄田泣菫 「茶話」
...結構な芸術品だからである...
薄田泣菫 「茶話」
...「今日(こんにち)は結構な御演題で...
薄田泣菫 「茶話」
...かういふ結構な土地に来て...
薄田泣菫 「茶話」
...「事務は非常に結構なものですし...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...結構なお邸でございますな...
中里介山 「大菩薩峠」
...結構な飲料である...
夏目漱石 「草枕」
...無論結構なんですから」三十それでも座は白(しら)けてしまった...
夏目漱石 「明暗」
...まことに結構なことであったと思う...
野村胡堂 「楽聖物語」
...家來に取つては結構な主人ではなかつたのです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...差當り結構な手蔓(てづる)ぢやございません?」「あツ」平次も思はず聲を出しました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...結構な御身分と人にもいわれ...
林不忘 「あの顔」
...それにそんな好い腕のお弟子が出来るのは結構なことですな...
宮地嘉六 「煤煙の臭ひ」
...しかしそれに結構な拵をするのは贅澤だ...
森鴎外 「ぢいさんばあさん」
...その結構な土地で...
森鴎外 「高瀬舟」
...まことに結構な卓上の薬味であるのに...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...今は日本人は君だけで結構なんだ...
横光利一 「旅愁」
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