...ココアの一杯に於るが如く凝結するので...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...あたかも水差しの外面に水蒸気の凝結すると同様の現象を生ずるのであると答えておいた...
井上円了 「おばけの正体」
...戦いはその中何らかの形で終結するに決っている...
梅崎春生 「日の果て」
...かかる觀念の原因であるところの或る他のものがまた存在するといふことが歸結するといふことである...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...また実際にそのほかの何物も私の本性に属しないということが帰結するかを明白にするであろう...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...私が疑うということから私は有るということが帰結すること...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...それは二つのものを連結する糸が常識的論理的な意識の上層を通過しているか...
寺田寅彦 「俳諧の本質的概論」
...この他物体の空間関係から直接に帰結することである...
戸坂潤 「エマヌエル・カント『自然哲学原理』解説」
...水蒸気はその水面から蒸発して自然の対流で上方へ昇って銅板の面に凝結するのである...
中谷宇吉郎 「雪を作る話」
...然れども人生は心理的解剖を以て終結するものにあらず...
夏目漱石 「人生」
...その連結したものをまた二年乙組に連結する事が出来なかったのである...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...浪漫主義と現実主義の対立に帰結する...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...(二十五年もの嘘……)凝結する思いである...
火野葦平 「花と龍」
...仕事はロンドンで完結するよ」「嬉しくないとは言いませんが...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部秘話」
...勝負は小勝負九度を重ねて完結する者にして小勝負一度とは甲(こう)組(九人の味方)が防禦(ぼうぎょ)の地に立つ事と乙(おつ)組(すなわち甲組の敵)が防禦の地に立つ事との二度の半勝負に分るるなり...
正岡子規 「ベースボール」
...一つの御礼申しをもって終結するというような一回ごとの交渉は...
柳田国男 「海上の道」
...それが蒸発して地面に白く凝結するのである...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...一問一答により完結するものではない...
和辻哲郎 「孔子」
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