...博(ひろ)く経論に渉猟(せふれふ)し...
中里介山 「大菩薩峠」
...この経論開題供養(きょうろんかいだいくよう)の為に聖覚法印を呼び招くことになった...
中里介山 「法然行伝」
...梵語経論の写本の一部がセイロン島やビルマ地方に残っているだけだから...
久生十蘭 「新西遊記」
...漢訳仏教にない経論がたくさん入っている...
久生十蘭 「新西遊記」
...仏典や経論の研究をしている...
久生十蘭 「新西遊記」
...孝経論語孟子などの素読をやらされたのであつたが...
正宗白鳥 「花より団子」
...『教行信証』において種々の経論を引いて諄々として教法を説き去り説き来る親鸞は...
三木清 「親鸞」
...なるほど仏教の経論に多少そんな論もあるが...
南方熊楠 「十二支考」
...『大荘厳経論』にいわく...
南方熊楠 「十二支考」
...九十日にして閻浮提のあらゆる経論を誦し...
南方熊楠 「十二支考」
...次に孝経論語を読誦せよ...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...経論ニ迷惑シテ諸人ヲ欺誑(キキョウ)シ...
吉川英治 「親鸞」
...▼これまでの史家の義経論も...
吉川英治 「随筆 新平家」
...これに関しては右の武内義雄氏が「漢石経論語残字攷」(『狩野教授還暦紀念支那学論叢』)という非常に優れた考証を書いておられる...
和辻哲郎 「孔子」
...おそらく博士の「漢石経論語残字攷」などを読んでいたのであった...
和辻哲郎 「孔子」
...そこに留まって経論(きょうろん)を講じたが...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...多量の経論をもたらして沙漠を渡り高山を越えるときに...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...「諸阿笈摩教(しょあぎゅうまきょう)(阿含)及び経論師のしるべきにあらず...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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