...彼は経綸の才能に長けている...
...経綸に優れた経営者は企業を成功に導くことができる...
...彼女は慣れた手つきで経綸を編んでいた...
...経綸の道を究めるには数多くの書物を読み込む必要がある...
...この分野での経綸は、過去の名言を参考にしながら自分なりの考えを生み出すことが重要だ...
...およそかくの如きは世界経綸家の等しく望むところではあるが...
大隈重信 「日本の文明」
...露国の対蒙経綸はかかる歴史あるがためであって...
大隈重信 「三たび東方の平和を論ず」
...事物先後の経綸を定め...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...然(しか)れども国家経綸の大綱を提げ...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...その実行的経綸に到りては...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...恐らく彼は一くさりの尤もらしい満蒙経綸策を付け加えることを忘れないだろう...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...政府は進んでその国策経綸を高唱し国民の賛成を求め...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...国家経綸の施設よりも...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...強て国家の急に赴て之を済ふ所以の経綸なく...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...其の胸中には済国安民の経綸あるに非ずして...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...桜痴福地(おうちふくち)先生は世の変遷に経綸(けいりん)の志を捨て遂に操觚(そうこ)の人となりぬ...
永井荷風 「小説作法」
...東洋の経綸を論ずる...
夏目漱石 「虞美人草」
...善き経綸をお聞かせたまわりたい」「拙者が潁上(えいじょう)からこの地方へ遊歴してくる途中...
吉川英治 「三国志」
...義龍ほどな剛愎(ごうふく)もなし経綸(けいりん)もない彼だった...
吉川英治 「新書太閤記」
...何よりも経綸にあったのである...
吉川英治 「新書太閤記」
...信長の攻めるところは草木も枯れる――と恐れられたその人の冥福の営みをいまなそうとするに当って、秀吉はみずから、故主信長と自分との性格には、戦(いくさ)をするにも、経綸を行うにも、必然な相違があったことを、あらためて思いみずにいられない...
吉川英治 「新書太閤記」
...そうしてインド経綸についての彼の方針が直ちに崩されるだろうことを深く悲しみつつ...
和辻哲郎 「鎖国」
...その名を負う諸島の経綸も力強く押し進められた...
和辻哲郎 「鎖国」
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