...貴重な経本を集めることが彼の趣味だ...
...神社には多くの経本が奉納されている...
...彼女は経本を読んで修行している...
...最近、経本の研究に熱心に取り組んでいる...
...経本は手に入りにくく、高価だ...
...この玄奘三蔵の訳した経本(きょうほん)を指しているのです...
高神覚昇 「般若心経講義」
...このたびは玄奘三蔵の訳した経本によって...
高神覚昇 「般若心経講義」
...石山寺のは田舎写しの経本でありますが...
高楠順次郎 「東洋文化史における仏教の地位」
...私は経本を持ち出して...
種田山頭火 「其中日記」
...ザラツシトラ教の経本など...
久生十蘭 「新西遊記」
...大道に経本をならべた...
久生十蘭 「新西遊記」
...あるだけの経本屋にあたっていると...
久生十蘭 「新西遊記」
...眼が暗さに馴れるにつれ、五十畳敷ほどもあろうかと思われる仄暗い石室の三方の壁の書棚に、経本と経巻が、黄ばんだ帙と朱塗の軸に古代の薄明を見せて天井まで積みあげられている...
久生十蘭 「新西遊記」
...サワアザミに右のようにかつて我が本草学者があてている鶏項草(ケイコウソウ)は宋の蘇頌(そしょう)の著わした『図経本草(ずきょうほんぞう)』から出た薊の一名であるが...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...呉茱萸の形状性質については『本草綱目』呉茱萸の「集解(しゅうげ)」中に引用してある宋の蘇頌の『図経本草』の説がすこぶる要領を得ているようだから...
牧野富太郎 「植物記」
...)図経本草曰...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...また三世勝三郎の蓮生院(れんしょういん)が三年忌には経箱(きょうばこ)六個経本入(いり)男女名取中...
森鴎外 「渋江抽斎」
...帙(ちつ)で抱いた愛らしい一帖(いちじょう)の経本(きょうほん)がはいっていた...
吉川英治 「親鸞」
...経本を商(ひさ)ぐ家の隣で...
吉川英治 「親鸞」
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