...それから三日許り経つと...
有島武郎 「かんかん虫」
...源助は三十分許り経つて帰つて行つた...
石川啄木 「天鵞絨」
...二カ月経つと祖慶先生が...
伊波普猷 「私の子供時分」
...少し経つと何もかも忘れて...
上村松園 「苦楽」
...また半年も経つか経たぬ間に...
大杉栄 「獄中記」
...私、そのロシア人と友達になりたいわ」「相変らず空想家だな?」「だつて貴方にだつて、私の心はわかつたでせう? 二年、三年経つても、私の心は少しも変つてゐなかつたといふことが――? 矢張、私の心の中には、貴方ツきりゐないんですもの……...
田山録弥 「アンナ、パブロオナ」
...もう長い月日が経つてゐることではあるし...
田山録弥 「船路」
...時間が経つと多少恥かしい結果になるだろうことを...
戸坂潤 「思想としての文学」
...三時間も経つと、それが天に消えて了ったので、更に驚いた...
中島敦 「光と風と夢」
...その後一日々々と日が経てば経つ程...
中原中也 「我が生活」
...やがて小一時間も経つと思う頃...
野村胡堂 「女記者の役割」
...半刻(はんとき)も経つとひどく苦しみ出して...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...日が経つにつれて真相が判明して...
牧逸馬 「運命のSOS」
...いつまで経つても他の者の方が悉く先輩に見えて...
牧野信一 「文学的自叙伝」
...もうすこし経つと咲枝パンクで入院ですから人手たりなくなるし...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...あと半年ほど経つと自分で店を持つことになっており...
山本周五郎 「青べか物語」
...その後数年経つてから「明星」廃刊のあとをうけて...
吉井勇 「老境なるかな」
...時刻はあれからだいぶ経つが...
吉川英治 「源頼朝」
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