...私が苦心して組立てた機械とその製法が実用新案特許を出願して認可されたので...
井上貞治郎 「私の履歴書」
...組立てていた大きなエックス線装置であった...
海野十三 「少年探偵長」
...そのとき室内へ組立て梯子(はしご)を担(かつ)ぎこんできたものがあったが...
海野十三 「什器破壊業事件」
...この組立てによれば...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...組立てになっております複雑な部分なぞに至っては...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...それと大いに異なるところはこれらの材料から組立てる一種の「思考の実験(ゲダンケンエキスペリメント)」である...
寺田寅彦 「津田青楓君の画と南画の芸術的価値」
...新聞の報道を根拠に組立てた私の意見は全然誤っていました...
コナンドイル Conan Doyle 三上於莵吉訳 「白銀の失踪」
...二人の弟とともに行列を組立てた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...それを現在の禹貢の體裁に組立てたことはどうしても農業が發達した以後でなければならぬと思ふ...
内藤湖南 「禹貢製作の時代」
...図書館が組立てられてゆくのである...
中井正一 「巨像を彫るもの」
...その間に一本の柱も無く組立て候事が奇妙に御座候...
中里介山 「大菩薩峠」
...いつのまにか組立てた梯子を...
中里介山 「大菩薩峠」
...何も彼も新しく組立てなきや」廊下に出ると...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...「ひとは未來について過去に類似するところのもの或ひは過去の諸要素に類似なる諸要素をもつて再び組立て得るところのものの外は先見しないのである*...
三木清 「唯物史観と現代の意識」
...そばへよってよく見ると案外にわかりやすい幾つかの土台の上に組立てられている...
宮本百合子 「観念性と抒情性」
...板を組立てて膳や箱などを作る者...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...五幕の喜劇に組立てたものであった...
山本周五郎 「青べか物語」
...組立てたりしながら...
蘭郁二郎 「白金神経の少女」
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