...繊細な木地細工の「組子」が美しいですね...
...この家具の「組子」部分は職人の手作業が光ります...
...「組子」模様の柄の生地を探しています...
...お寺の障子には「組子」が使われています...
...和室に「組子」の壁がある家は古風で趣があります...
...そこで関守の組子が弁慶の行手を遮(さえぎ)ると...
中里介山 「大菩薩峠」
...早くもとびつく二人三人の組子を投げとばし...
野村胡堂 「幻術天魔太郎」
...八丁堀の組子に十重二十重(とえはたえ)に取囲まれ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...五六人の組子の手に犇々(ひし/\)と縛り上げられて居るのは...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...来るにしても、あの顎の長んがい野郎を始め、血のめぐりの悪い子分や、組子を二、三十人はつれて来るだろう...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...与力同心組子の数を尽して...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...狩り集めた組子の総勢は二十八人...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...「お膝元ではあるが、町方の組子は、少し捕物に不鍛練では無いか、二十人三十人で堅めたところで、本当に腕の立つ曲者が五人十人と、一団になって押し寄せたら、何んとする積(つも)りだ、平次親分」「まさに一言もございません」平次は素直に承服しました、相手に言い度いだけの事を言わせて、その真意をさぐる積りだったのでしょう...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...二十八人の大勢の組子(くみこ)を狩り出した同心伊藤治太夫は...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...十二人の組子が夜中に足立屋を襲(おそ)つて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...かれが組子の岡ッ引ということは...
吉川英治 「江戸三国志」
...宵から八方の暗がりへ組子を伏せていたのです...
吉川英治 「江戸三国志」
...三の組子(くみこ)に言いつけて...
吉川英治 「江戸三国志」
...事情を知らぬ犬同心や組子の輩は...
吉川英治 「私本太平記」
...おお佐分利五郎次(さぶりごろうじ)の組子(くみこ)はやぶれた...
吉川英治 「神州天馬侠」
...もうそこにいた組子の者に...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...組子(くみこ)の愚鈍を腹立たしく思ったが...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...中西弥惣兵衛は組子(くみこ)をつれてバラバラと駆けてくる...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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