...組んずほぐれつの大格闘をしているのではなかろうか...
海野十三 「爆薬の花籠」
...木戸前で組んずほぐれつしていた群集は...
中里介山 「大菩薩峠」
...「そうれ火事だ」組んずほぐれつしていた命知らず...
中里介山 「大菩薩峠」
...組んずほぐれつの間に...
中里介山 「大菩薩峠」
...寄って集(たか)って組んずほぐれつしているらしいが...
中里介山 「大菩薩峠」
...組んずほぐれつの争いと...
中里介山 「大菩薩峠」
...組んずほぐれつの座敷の者は...
中里介山 「大菩薩峠」
...徒らに組んずほぐれつしていましたが...
中里介山 「大菩薩峠」
...ところがその結果はかえって石灰の中に水を入れたような結果になり――喧々囂々(けんけんごうごう)、組んずほぐれつ、収拾すべからざる大乱闘が捲き起されてしまったことは、船長室まで手に取るように聞えて来ました...
中里介山 「大菩薩峠」
...正面衝突から両箇が組んずほぐれつの大格闘になったのが...
中里介山 「大菩薩峠」
...三箇が川の岸で組んずほぐれつの大格闘を始め出したのです...
中里介山 「大菩薩峠」
...組んずほぐれつしているとしか見えない...
中里介山 「大菩薩峠」
...二人は二匹の猛獣のように床の上に組んずほぐれつしていたのです...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...番頭の文六と組んずほぐれつの大格闘中...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...与之助と八五郎は組んずほぐれつ揉み合って居ります...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...組んずほぐれつ格闘している...
山本周五郎 「思い違い物語」
...この大人(おとな)め」組んずほぐれつ...
吉川英治 「神州天馬侠」
...――主隊は遠く先へ駈け去っているのに、屍(かばね)と屍のあいだに、なお呼吸している敵味方の二人が残り、槍を合わせ、槍を捨て、面倒と、肉闘をいどみあったものの、組んずほぐれつ、下になり上になり――勝負果てなく格闘している個々の武者もある...
吉川英治 「新書太閤記」
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