...作品第百三十番の第二の終曲(フィナーレ))を書いているのだとは自ら知らなかった...
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン Ludwig van Beethoven、フランツ・ゲルハルト・ヴェーゲラー Franz Gerhard Wegeler、エレオノーレ・フォン・ブロイニング Eleonore von Breuning、ロマン・ロラン Romain Rolland 片山敏彦訳 「ベートーヴェンの生涯」
...大塚匠作(おおつかしょうさく)父子の孤忠および芳流閣の終曲として余情嫋々(じょうじょう)たる限りなき詩趣がある...
内田魯庵 「八犬伝談余」
...荒れ狂う終曲であると共に...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...少なくも今日の弛緩(しかん)の半日の終曲には適しないと思ったので...
寺田寅彦 「初冬の日記から」
...早晩終曲の演奏はあるにしても...
中勘助 「胆石」
...みごとな終曲の尾を引いて...
中井正一 「色彩映画のシナリオ」
...曲は第四楽章の終曲(フィナーレ)に入ると...
野村胡堂 「楽聖物語」
...「交響的練習曲(作品一三)」は一つの主題と九つの変奏曲と一つの終曲から成る幽玄な曲でこの優麗さを私は愛する...
野村胡堂 「楽聖物語」
...終曲」(ビクターJD七七―九)の二曲は...
野村胡堂 「楽聖物語」
...ロンドン塔で彼の愉快な羊さがしのカドリールの終曲を踊りぬいたユートピアンのムーア卿にさゝげながら僕のコンラードは東洋へ突進した彼は囚はれの身になった時には適度にやさしい手を血にそめて××の手伝までしそして夜あけ方...
槇村浩 「長詩」
...ヴェートーヴェンのように序曲から高め高めつよい人間と神のまじったようなサスペンスでもち来したものの必然の終曲としていないから...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...テーマは終曲を奏していないのですもの...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...パリアッチョ(道化師)という極めて近代風なオペラの終曲の主人公のアリアです...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...その編輯者がイザヤ書預言の最終曲として此処に収載したものである...
矢内原忠雄 「帝大聖書研究会終講の辞」
...このイザヤ書の最終曲は世界審判(三四の一―四)...
矢内原忠雄 「帝大聖書研究会終講の辞」
...又この詩を最終曲としてイザヤ書を編輯した人は...
矢内原忠雄 「帝大聖書研究会終講の辞」
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