...紀元前1184年のトロイの崩壊に終わる...
ジェイムズ・サンヅ・エリオット James Sands Elliott 水上茂樹訳 「ギリシャおよびローマ医学の概観」
...エリザベスの世が終わるまでに...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...おのずからなる哀感に染められている――ひろ野の果てに友もなく世を終わるこそ幸(さち)ならめ...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...そしてわたしがいよいよ蒔(ま)くときがきたら失望に終わるようなことはまずなかろう...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...ひと群の牛の乳をすっかりしぼり終わるぐらい長く待ってこの款待の義務を履行したが...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...これらの実験が失配に終わることはもちろんである...
寺田寅彦 「科学と文学」
...語りが終わると、我々はしばらく黙って動かずにいたが、ふいにレストレードが鉛筆をかりかりと走らせ、その速記録に仕上げの一筆を施す...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「緋のエチュード」
...一個の精神を有する人が再び回復し得ざるまでに全然棄却され終わるその時期は...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...望遠鏡の終わる所には顕微鏡が始まる...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...骨折り損のくたぶれもうけに終わることがわかっている...
永井隆 「この子を残して」
...我々の頭の中の一つの装置(しかけ)じゃわい」そう言終わると...
中島敦 「悟浄出世」
...互いの満足のもとに終わる...
新渡戸稲造 「自警録」
...一番の芸当(げいとう)が終わると...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...式の終わるのを八省院(はっしょういん)の前に待っている斎宮の女房たちの乗った車から見える袖(そで)の色の美しさも今度は特に目を引いた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...こんな短命で終わる人であったから何にも興味が持てない寂しいふうを見せたのであったかと追想あそばされるのが悲しかった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...冬を師走(しわす)の月をもって終わるものとして...
柳田国男 「雪国の春」
...生きる事がすなわち表現する事に終わるのではないのか...
和辻哲郎 「創作の心理について」
...ここに道元の修行時代は終わるのである...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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